【食べるまでが釣り!】釣果を最高のグルメに!アジ・メバル編

【食べるまでが釣り!】釣果を最高のグルメに!アジ・メバル編

こんにちは!管理人の田んぼです!

アジングやメバリングで釣った新鮮な魚は、まさに最高の食材です!「釣れたから終わり」ではなく、その魚を美味しく食べるところまでが、釣りの醍醐味。

今回は誰でも簡単に作れて、家族や友人に喜ばれるアジとメバルの定番からアレンジまで、絶品レシピをご紹介します!

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魚料理の鉄則:釣ったらすぐに「処理」を!

どんなに美味しいレシピでも、魚の鮮度が落ちてしまっては台無しです。釣り場での「脳締め」「血抜き」「神経締め(可能な限り)」、そして「冷やし込み(潮氷)」を徹底しましょう。この処理のひと手間が、味の9割を決めます!

詳しくはこちらの記事を参照↓

鮮度抜群!アジ(鯵)の絶品レシピ

アジはサイズや鮮度によって、生食から揚げ物まで幅広い料理が楽しめます。特に旬の時期は脂がのって格別の美味しさです。

定番中の定番!アジのなめろう(鮮度最優先)

アジのなめろう

新鮮なアジの味と食感を最大限に楽しめる、千葉県の郷土料理です。アジの鮮度が命となる料理です。

ポイント詳細
おすすめサイズ刺し身で食べられる20cm以上の鮮度抜群の大アジ(尺アジなど)。
調理のコツ3枚におろした後、皮と腹骨、血合い骨を丁寧に処理します。身を包丁で叩く際は、細かくしすぎず、アジの身の食感を残すように粗めに叩くのが美味しさの秘訣です。
味付けの黄金比叩いたアジの身に、味噌、刻んだ長ネギ(または大葉やミョウガなどの薬味)、おろし生姜を混ぜ込み、さらに包丁で叩きながら全体をなじませます。味噌はアジの身の味を活かす程度に控えめに。
食べ方アレンジ熱したフライパンや網で焼けば香ばしい「さんが焼き」に。ご飯の上に盛り、冷たい出汁をかければ「冷や汁」としても楽しめます。

ご飯が進む!アジフライ・アジの唐揚げ(豆アジもOK)

アジフライ

豆アジ(15cm以下)から大アジまで、サイズを問わず美味しく食べられる人気の調理法です。

ポイント詳細
アジフライ(さくふわ!)アジの腹骨とゼイゴ(ぜいご)を取り除き、背開きにしたら、塩胡椒で下味をつけ、衣(小麦粉→溶き卵→生パン粉)をつけて揚げます。新鮮なアジは臭みがなく、肉厚でふっくらとした身が絶品です。
アジの唐揚げ豆アジなど小型のアジは、内臓とエラを取り除き、ウロコを引いてから片栗粉を薄くまぶして揚げます。中骨まで美味しく食べたい場合は二度揚げがおすすめ。大アジは3枚おろしにしてから唐揚げに。
アジの南蛮漬け揚げたアジ(3枚おろし、または丸揚げにした豆アジ)を、酢、醤油、みりん、砂糖などを合わせた甘酢に漬け込みます。玉ねぎや人参、ピーマンなどの野菜をたっぷり加えると、彩りも良く栄養満点です。

手軽に美味しく!アジの塩焼き・ムニエル

アジの塩焼き

素材の味をシンプルに楽しむなら塩焼き、少し洋風にアレンジしたいならムニエルがおすすめです。

  • アジの塩焼き:ウロコと内臓を取り除き、軽く塩を振ってグリルで焼くだけ。新鮮なアジは脂乗りが良く、身の旨味を存分に味わえます。
  • アジのムニエル:3枚おろしにしたアジの身に軽く塩コショウをし、薄力粉を薄くまぶしてバターで焼き上げます。レモンバターソースや、醤油を少し垂らす和風バターソースもよく合います。

ホクホクの白身!メバル(目張)の絶品レシピ

メバルは身離れが良く、火を通すとホクホクとした上品な白身が特徴です。クセがないため、どんな調理法でも美味しくいただけます。

メバルの王道!甘辛い煮付け(ホクホクの身を楽しむ)

メバルの煮付け

メバルの旨味とホクホクした身を最も楽しめる定番料理です。煮付けの定番として、特に人気があります。

ポイント詳細
おすすめサイズ20cm以上の中〜大サイズ。丸ごと煮付けることで、骨からも良い出汁が出ます。
下処理のコツ内臓とエラ、ウロコを取り除いた後、臭みを取るために、魚体に熱湯をさっとかけて霜降り(湯通し)を行うと、仕上がりが綺麗になり、臭みも軽減されます。湯通し後は冷水で洗い、ヌメリを丁寧に取ります。
味付けの黄金比醤油、酒、みりん、砂糖、水(または昆布出汁)を1:1:1:1(※お好みで調整)で合わせ、薄切り生姜や長ネギの青い部分を加えて煮込みます。煮崩れを防ぐため、落とし蓋をして煮るのがコツです。身が固くなるので煮すぎに注意。
食べ方ふっくら煮えたメバルの身を甘辛い煮汁に絡め、ご飯と一緒に食べるのが最高の贅沢です。

骨までカリッと!メバルの唐揚げ(小型メバルに最適)

メバルの唐揚げ

小型のメバル(15cm以下)は、唐揚げにすると骨まで美味しく食べられます。

  • 丸揚げ:内臓とエラを取り除き、ウロコを引いたメバルに、軽く塩胡椒で下味をつけ、片栗粉を薄くまぶして170~180℃の油でじっくり揚げます。二度揚げ(一度揚げて油から上げ、少し休ませてから再度高温で揚げる)すると、より骨までカリカリに仕上がります。
  • 食べ方:シンプルに塩を振るか、大根おろしとポン酢でさっぱりと。レモンを絞っても美味しいです。

素材の味を活かす!メバルのアクアパッツァ or 塩焼き

メバルのアクアパッツァ

クセのない上品な白身魚であるメバルは、シンプルな調理法がよく合います。

  • メバルのアクアパッツァ(洋風):ウロコ、内臓、エラを処理したメバルを丸ごと、または3枚おろしにした身を使用。フライパンでオリーブオイルとニンニクを熱し、メバルを両面焼き付けます。アサリ、ミニトマト、ローリエ、白ワインを加えて蓋をし、アサリが開くまで蒸し煮にするだけ。魚介の旨味が凝縮したスープも絶品です。
  • メバルの塩焼き(シンプル):ウロコと内臓、エラを取り除き、身に軽く塩を振ってグリルで焼くだけ。皮目の香ばしさホクホクの上品な白身のコントラストが楽しめます。

食べるまでが釣りの心得

  1. 清潔に! 持ち帰る前に魚体やクーラーボックスは清潔にして、雑菌の繁殖を防ぎましょう。
  2. 氷は惜しまずに! 魚を冷やす「潮氷」は、鮮度維持の命綱です。氷が溶けすぎないよう、適宜追加しましょう。
  3. 内臓を処理! 釣った魚は、なるべく早く内臓とエラを取り除き、水気をしっかり拭き取ってから冷蔵・冷凍保存すると、より鮮度が保たれます。

釣果を最高の料理として家族や友人に振る舞う喜びは、釣り人の特権です。ぜひ、これらのレシピを試して、あなたの釣果を最高のグルメに変えてみてくださいね!

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