琵琶湖南湖のバス釣り攻略!東岸・西岸オカッパリポイント22選

琵琶湖南湖のバス釣り攻略!東岸・西岸オカッパリポイント22選

みなさん、こんにちは!

今回は、琵琶湖南湖のオカッパリポイントを、北は琵琶湖大橋から南は瀬田川の入り口まで詳しく解説します。

下の地図のピンをタップして「解説へジャンプ」を押すと、その場所の詳しい解説へ直接移動することができます。ぜひこの記事をブックマークして、琵琶湖南湖でのバス釣りに役立ててください。

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1. 東岸エリア(守山~草津)

東岸は浅瀬(シャロー)と水草(ウィード)が豊富に広がるエリアです。足場の良い湖岸緑地が多く、駐車場も整備されているため、車を使ったラン&ガン(移動しながら釣るスタイル)に最適です。

① マリオット前・第2なぎさ公園

北湖からのクリアな水が直接入るため水質が良く、四季の中でも春と秋に大型のバスが回遊してくる一等地です。足元から少し沖にかけて一気に水深が深くなる「ブレイク(急深な斜面)」が走っているため、この斜面沿いを効率よく攻めることが重要になります。

  • 攻略の軸:ミドスト、ジャークベイト、スイムジグ
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デプス サカマタシャッド 5インチ

クリアウォーターを回遊する警戒心の強いバスに口を使わせる、ノーシンカー・ジグヘッド用のソフトルアーです。ジグヘッドを用いた中層の釣り(ミドスト)で、ブレイクの傾斜に沿ってフワフワとロールさせながら泳がせることで、目の良い大型バスに見切られずにバイトへ持ち込むことができます。

② ピエリ守山裏・第1なぎさ公園

北湖と南湖の境界線である琵琶湖大橋の近くに位置し、春から初夏にかけて魚の出入りが激しくなるシャローエリアです。広大な浅場に水草(ウィード)が豊富に生い茂り、琵琶湖大橋が作り出す強い水の動き(カレント)が絡むため、常にベイトフィッシュが豊富に集まります。

また、対岸から吹き付ける強風「比良おろし」によって適度な濁りが発生しやすく、護岸や砂浜から安全にエントリーできるため足場も良く、初心者にもおすすめのポイントです。

  • 攻略の軸:フリーリグ、トップウォーター、シャロークランク
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デプス ブルフラット 3.8インチ

広大なシャローに点在するウィードの塊(パッチ)を狙い撃つためのブルーギル型ワームです。フリーリグで投入することで、シンカーが着底した後にワームが独特なスパイラルフォールを発生させます。ウィードの中に潜む大型のバスにノーシンカー状態でじっくりと見せて口を使わせることができます。

③ 木浜(このはま)水路群

木浜水路は、北から順に1号から5号まで水路があり、さらに本湖側を含めてそれぞれ水質や地形の性格が大きく異なります。一見同じように見える激戦区ですが、特徴を分けて理解することで釣果に差がつきます。

木浜1号水路(北側)

北湖からの新鮮で綺麗な水が入り込みやすいエリアです。本湖のディープ(深場)と隣接しているため、春と冬にバスがいち早く集中しやすい特徴を持っています。

水路内には湖底が深く掘られた「浚渫(しゅんせつ)」と呼ばれる深い穴があり、寒さを嫌った大型バスが身を隠す絶好の越冬場や回遊ルートになります。他の水路に比べて水の透明度が高くなりやすいため、本湖から差してくる大型の回遊個体をいち早く狙えるメジャーポイントです。

  • 攻略の軸:I字系ルアー、ネコリグ、メタルバイブ
イマカツ アイアロー

水がクリアになりやすい春の1号水路で効果を発揮するI字系ハードルアーです。産卵を意識して水面付近に浮いている警戒心の強いバスに対して、水面直下を一切アクションさせずに真っ直ぐ引いてくることで、ルアーだと見切られずに本能的なバイトを誘発することができます。

木浜2号~4号水路

1号や5号に比べて水の出入りが少なく、閉鎖的な環境になっているのが特徴です。本湖が台風や大雨、あるいは瀬田川の全開放水などによって激変し、本湖の水温が急降下したときに真価を発揮します。

本湖の激変を嫌ったバスが「一時的な避難場所」として水路の最奥へ一気に押し寄せるため、タイミング次第で大型が連発する爆発力を秘めています。

  • 攻略の軸:高比重ワーム、ノーシンカーリグ、ライトテキサス
ゲーリーヤマモト ファットイカ

十分な自重があり、水路の対岸や奥まった場所へ正確にキャストできる高比重ワームです。本湖の変化から逃れて水路の奥でじっとしている神経質なバスに対して、ノーシンカーのバックスライドセッティングで静かにアプローチし、障害物の奥へ滑り込ませて口を使わせることができます。

木浜5号水路

5本の水路の中で最も南側に位置し、年間を通して常に強い濁り(マッディウォーター)が発生しやすい水路です。足元はコンクリート護岸ですが、対岸や岸際(バンク)にはアシや水没したブッシュ(障害物)が非常に豊富に存在します。

ベイトフィッシュが多く、濁りを利用してバスの警戒心を解く「カバー撃ち(障害物へのアプローチ)」がメインの釣り場です。

  • 攻略の軸:ラバージグ、テキサスリグ、スピナーベイト
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O.S.P ゼロワンジグ

アシの際や、複雑に入り組んだ沈み木の隙間に迷わず滑り込ませることができる、すり抜け性能に優れたラバージグです。視界の悪い濁った水路の中でも、強い存在感とボリュームでバスの側線にアピールできます。ブッシュの中に潜むバスを強気なアプローチで引きずり出す釣りに最適です。

木浜本湖側(駐車場前・水門周辺)

水路内とは環境が180度変わり、目の前に広大な本湖が広がるエリアです。水路から水が吐き出される水門周辺はベイトが溜まりやすく、回遊バスの通り道(ミオ筋)になります。岸から50メートル以上先にある「沖の浚渫の壁」や「ウィードエッジ」をオカッパリから遠投で狙い撃つ、木浜屈指のデカバス実績場です。

  • 攻略の軸:ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)、バイブレーション
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④ 赤野井湾(あかのい)

南湖東岸にある巨大なワンド状のエリアです。一面に豊富な水草(ウィード)が広がる夏場の実績場で、南湖の中でも特に濁り(マッディウォーター)が発生しやすい特徴を持っています。この適度な濁りがバスの警戒心を解き、日中でもルアーに反応しやすくなる要因となります。

赤野井一文字

広大なウィードエリアが広がる赤野井湾の中にありながら、一文字(石積み)という明確な人工の固い障害物(ハードストラクチャー)が存在するエリアです。甲殻類が定着しやすく、バスにとって格好の居着き場所や回遊の目印となっています。

  • 攻略の軸:チャターベイト、フロッグ、高比重ワーム
エバーグリーン ジャックハンマー

赤野井特有の濁った水質の中で、際立った効果を発揮するチャターベイトです。ブレードとヘッドが衝突することで発生する強烈な金属音と強い振動により、視界の悪いマッディウォーターでもバスにルアーの位置を正確に知らせます。石積みの際を一定の速度でタイトに巻くことで、濁りに潜むバスへ力強くアピールできます。

赤野井ハス畑跡周辺

南湖の中でも春先に水温が上がりやすく、底質が泥や砂の浅場(マッディ・シャロー)であるため、産卵を意識した大型バスが早い段階から集結する一等地です。かつて群生していたハス畑跡の杭や残骸、周辺のわずかな地形変化は、産卵を控えたビッグバスが身を隠す絶好の場所となります。

  • 攻略の軸:パンチングリグ、バズベイト、トップウォーター

⑤ 烏丸半島(からすまはんとう)

琵琶湖博物館がある湖に大きく突き出した半島です。東面と西面で水質や水の動きが180度異なるため、エリアごとの特性に合わせたアプローチが必要になります。

烏丸半島東面

非常に水温が上がりやすい閉鎖的な地形で、底質が泥や砂の場所が多いため、南湖の中でもいち早くバスが産卵の準備に入るエリアとして有名です。北風を背後から遮る形になりやすく、水面が安定して水温が上昇するため、産卵前のプリスポーン期に圧倒的な実績を誇ります。

  • 攻略の軸:シャロークランク、ノーシンカーワーム、スイムジグ
ボトムアップ リズィー

春先、風裏になりやすい東面の石積み(リップラップ)に集まるエビやカニを意識したバスを狙うためのシャロークランクです。一般的なクランクベイトよりも水平に近いスイミング姿勢を保ち、滑らかに障害物をかわすため、石積みの隙間への根がかりを回避します。お腹を振る柔らかなロールアクションが、浅場に差してきた大型バスの捕食本能を刺激します。

烏丸半島西面・先端

東面に比べて本湖からの水の動き(カレント)や風の影響を直接受けるため、常に新鮮な水が入り込み水質が安定しやすいエリアです。特に湖に大きく突き出した先端の芝生広場前は、常に強い湖流が当たる一級ポイントであり、ベイトフィッシュを追うコンディションの良い回遊バスが集まります。

  • 攻略の軸:ヘビキャロ、ビッグベイト、ジャークベイト
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ジャッカル ブラストボーン SF

西面のウィードエリアや先端の湖流に回遊してくる、大型のベイトフィッシュを捕食するバスを狙い撃つためのビッグベイトです。ドッグウォーク(首振り)アクションに特化したシングルジョイント構造を採用しており、本湖の流れが当たる障害物の横でも、移動距離を抑えてデッドスローに誘うことができます。

⑥ 湖岸緑地 津田江エリア

南湖東岸の中でも特に「浚渫(しゅんせつ)」と呼ばれる深く人工的に掘り込まれた穴が、岸からほど近い位置に点在している特殊なエリアです。四季の中では冬から春にかけての釣果実績が非常に高いことで知られています。

平坦な浅場の中に突如として深い穴がボコボコと掘られているため、バスにとっての越冬場(ディープ)と産卵場所(シャロー)が至近距離で隣接しています。寒さを嫌う冬から、動き出す春にかけてバスが大きな移動をせずに過ごせる環境が整っている釣り場です。

  • 攻略の軸:フットボールジグ、メタルバイブ、ヘビキャロ

エバーグリーン TGブロー

浚渫エリアの攻略に欠かせない、高比重タングステンヘッドを採用したフットボールジグです。水深が急激に変化する斜面や崖に対して、階段をトントンと落としていくようにタイトに探ることができます。トレーラーワームには同メーカーのキッカーバグなどをセットし、着底した瞬間の不規則な倒れ込みアクションで底に潜むバスへアプローチします。

⑦ 志那エリア

南湖東岸の中でも広大な浅場(シャロー)と、複雑に入り組んだ「浚渫(しゅんせつ)」が絡み合うメジャーポイントです。四季の中では、冬から春にかけてのシーズンが特に狙い目となります。

岸から遠投したはるか沖に、人工的に深く掘られた穴や、砂が盛り上がってできたハンプ(水中丘)が点在しています。バスにとっての安定した越冬場(ディープ)と産卵場所(シャロー)が同じエリア内に揃っているため、季節の変わり目に大型の個体が足をとどめやすい環境が整っています。

  • 攻略の軸:高比重ワーム、ネコリグ、スイムジグ

デプス カバースキャット

平坦で広大な地形で変化が絞り込みにくい志那エリアにおいて、高い実績を誇る高比重ソフトルアーです。ノーシンカーリグで浚渫のブレイクやハンプの周辺へと大遠投し、ボトム(湖底)にしっかりと沈めてから「何もしない時間(放置)」を作ることで、周囲を回遊している大型バスの足を止め、確実なバイトへと持ち込むことができます。

⑧ 矢橋帰帆島(やばせきはんとう)全周

南湖東岸で最も変化に富んだ巨大な人工島です。本湖に面した西側、閉鎖的な水路となる北・東側、水通しの良い南側と、エリアによって環境が激変する超メジャーポイントです。

帰帆島西側(本湖面)

岸からすぐの足元が深く掘り下げられており、さらに沖には広大な「浚渫(しゅんせつ)」の穴やハンプが複雑に入り組んでいます。外気温の影響を受けにくい深場(ディープ)が隣接しているため、冬場に寒さを嫌ったバスが集まる東岸屈指の越冬場・回遊ルートとして機能します。

  • 攻略の軸:ヘビキャロ、ダウンショットリグ、メタルバイブ
ゲーリーヤマモト レッグワーム 2.9インチ

足元から一気に水深がある西側の護岸沿いを、タイトに攻めるためのワームです。ダウンショットリグを使用し、冷え込みで動きの鈍くなった冬のバスに対して、深い足元の壁沿いやブレイクの際で一点シェイク(細かな振動)を演出し、じっくりと見せて口を使わせることができます。

北側・東側(水路エリア)

本湖に比べて水深が浅く、周囲を護岸や島に囲まれているため、太陽光によって非常に水温が上がりやすいのが特徴です。南湖の中でもいち早く季節が進みやすく、春の産卵期や、初夏から夏にかけてバスの動きが活発になるエリアとして知られています。

  • 攻略の軸:羽根モノ(クローラーベイト)、スモラバ、ネコリグ
レイドジャパン ダッジ

初夏から夏にかけて、波の立ちにくい閉鎖的な水路エリアで高い威力を発揮する羽根モノベイトです。極めて繊細な水面でのロールアクションと、金属製の羽根が奏でる「パタパタ音」により、水路の護岸や葦際に潜むバスを水面まで引き上げてバイトに持ち込むことができます。

南側(近江大橋側)

本湖の主水流が直接絡むため水通しが抜群に良く、ベイトフィッシュが常に溜まりやすいエリアです。北側にある島自体が冷たい北風をブロックしてくれるため、冬や春先でも比較的安定した水温をキープしやすく、釣りがしやすい環境が整っています。

  • 攻略の軸:バイブレーション、ビッグベイト、ヘビーダウンショット
ジャッカル TN 70

広大なシャローフラット(浅い平坦地)をスピーディーに探るための、独自の高感度リップを持つバイブレーションです。春先、湖底に沈む石や枯れたウィードにルアーを意図的に当てながら巻くことで、跳ね上がった瞬間の急激な動きの変化(リアクション)を生み出し、回遊性の高い大型バスの捕食スイッチを入れます。

⑨ 北山田漁港周辺・湖岸緑地

広大な浅場(シャローフラット)と、はるか沖にある大規模な「浚渫(しゅんせつ)」の深場が絡み合う、南湖東岸南部のメジャーポイントです。

北山田1エリアにある漁港周辺の石積みや水門は、春先にバスが差してくる定番スポットとなっています。ただし、北山田漁港の港内は完全釣り禁止となっているため、必ず港外の石積みや護岸から竿を出すようにしてください。南側の北山田3エリアの沖には大規模な浚渫跡が広がっており、深場と浅場が交わるエッジ(傾斜の切り替わり)を遠投で狙うのが基本戦略となります。

  • 攻略の軸:バイブレーション、フリーリグ、高比重ワーム

エバーグリーン ブザービーター

ウィードが伸びる前の春先に、北山田の広大なフラットエリアを大遠投してスピーディーに探るためのバイブレーションです。強いラトル音と波動により、広範囲からやる気のある回遊バスを効率よく探し出すことができます。湖底のわずかな石や枯れウィードに当てて、外れた瞬間の動きの変化で口を使わせます。

2. 西岸エリア(堅田~大津)

西岸は「急深なブレイク」と「人工構造物(ストラクチャー)」がキーワードとなるエリアです。東岸に比べて岸から近い位置にしっかりと水深があるため、外気温や水温の急激な変化に強く、タフな状況でも安定した釣果を期待できます。

⑩ 琵琶湖大橋西詰・道の駅「びわ湖大橋米プラザ」

北湖と南湖を分ける最大の通り道であり、四季の中では春と秋に大型のバスが狙い目となる一級ポイントです。

琵琶湖全体の幅が最も狭まっている場所に位置するため、常に強い湖流(カレント)が発生しているのが最大の特徴です。琵琶湖大橋の巨大な橋脚や、道の駅裏にある石積みなど、バスが流れを避けて身を隠す障害物も豊富に揃っています。カレントの中にベイトフィッシュが溜まりやすく、それを待ち伏せる回遊性の高いバスが集結します。

  • 攻略の軸:ヘビダン、ミノー、スピナーベイト

メガバス X-80 トリックダーター

秋に強い流れに乗ってベイトフィッシュが橋脚周辺を通過する際、抜群の威力を発揮するミノーです。橋脚の影や流れが緩むヨレ(反転流)に潜んでいるバスに対して、ロッドワークによる鋭いジャークアクションとピタッと止めるポーズを組み合わせることで、激しい流れの中でも見切られることなくリアクションバイトを誘発できます。

⑪ 堅田・浮御堂周辺

北湖からの新鮮でクリアな水が常に流れ込むため水質が良く、四季の中では春と秋に大型の回遊個体が狙えるポイントです。

湖面に突き出た浮御堂の脚となる杭や石積み、出島灯台周辺の岬状の地形変化が最大の狙い目となります。さらに周辺には広大なウィードエリアも絡んでおり、バスにとって身を隠しながらエサを待ち伏せるのに最適な環境が整っています。なお、隣接する堅田漁港の敷地内は釣り禁止エリアが多いため、必ずルールを守り、浮御堂周辺の護岸からアプローチしてください。

  • 攻略の軸:I字系ルアー、ジャークベイト、スイムジグ

ジャッカル アイプロップ 75SS マルハタカスタム

北湖直結のクリアな水質が広がる堅田エリアで、抜群の威力を発揮するダブルプロップ仕様のハードルアーです。デッドスローシンキング(超低速沈下)に設定されており、リトリーブ時に不要なアクションやボディのブレを排除して完全な水平姿勢で真っ直ぐ泳ぎます。浮御堂の杭周りや遮蔽物にサスペンドしている、視覚の鋭い大型バスにルアーだと見切られることなく、無警戒な小魚の動きを演出してバイトへ持ち込めます。

⑫ 雄琴港

南湖西岸の中でも水深が安定しており、四季の中では冬から春にかけての冷え込むシーズンに特に強みを発揮する大型の港湾エリアです。

港内を形成する消波ブロック(テトラ)や石積み、そして港の外側に広がる豊富なウィードエリアが最大の特徴です。冬場は西岸の地形が冷たい北西の強風をしっかりと遮ってくれるため、周囲に比べて水温が下がりにくく、バスが居着きやすい南湖屈指の越冬場となります。

  • 攻略の軸:シャッド、ダウンショットリグ、メタルバイブ

ジャッカル ソウルシャッド

春先、水温の上昇とともにテトラのキワや石積みの上へと動き出したバスを狙い撃つための、高い直進安定性を持つシャッドプラグです。超高速リトリーブでも姿勢を崩さずに泳ぎきり、長く伸びたリップが石畳やテトラの隙間をコツコツと叩きながらタイトにすり抜けます。その瞬間に発生する不規則な跳ね返りアクション(リアクション)により、まだ動きの鈍い大型バスの捕食スイッチを入れることができます。

⑬ アクティバ裏

南湖西岸の中でも北湖に近いクリアな水質と、岸からすぐ近くで一気に深くなる急深なブレイク(斜面)が最大の特徴となるエリアです。四季の中では、水温が安定する冬から春先にかけてが狙い目のシーズンになります。

足元からしっかりと水深があるため、沖へ大遠投をしなくても冬を越すための大型バスが岸際を回遊してくる一級スポットです。冷たい北西の風を背後の地形が防いでくれるため冬でも釣りがしやすく、水質の良さを生かしたアプローチが展開できます。

  • 攻略の軸:メタルバイブ、ミドスト、ヘビキャロ

デプス サーキットバイブ

足元から数メートル先にある急激なブレイク(斜面)を、タイトに攻略するためのメタルバイブレーションです。超軽量のサーキットボード(基盤)ボディを採用しているため、動き出しのレスポンスが非常に良く、わずかなロッド操作でキレのある振動を発生させます。ブレイクの崖沿いを階段状に落とし込んでいくショートリフト&フォールにおいて、低水温期に底付近でじっとしている大型バスの反射食いを強く誘発します。

⑭ カネカ裏

南湖西岸のメジャーポイントであり、水温が安定し始める冬から春にかけてのシーズンに圧倒的な実績を誇る釣り場です。

岸からすぐの場所に急激なかけ上がり(ブレイク)が走っており、北湖からのクリアな主水流と南湖の水が交わるため、常にベイトフィッシュの回遊が多く見られます。オカッパリからは沖にある取水塔や、船の通り道であるミオ筋、湖底のゴロタ石やハードボトムが最大の狙い目となります。北側の大宮川河口周辺にはアシ原が広がり、産卵を意識した大型バスが最初にコンタクトする場所としても有名です。

  • 攻略の軸:高比重ワーム、ネコリグ、メタルバイブ

デプス カバースキャット 3.5インチ

沖の取水塔周辺や、ミオ筋の硬い底質(ハードボトム)に潜む大型バスを狙い撃つための、高い飛距離を誇る高比重ワームです。ノーシンカーリグで沖の変化へと大遠投し、湖底まで完全に沈めきってから「2回ジャークして10秒以上放置する」というボトムアクションを繰り返します。視界の悪いボトムでも独自のボリュームで存在感を放ち、エビやカニなどの甲殻類を捕食している大型バスに的確に口を使わせることができます。

⑮ 坂本城跡公園・石積みエリア

南湖西岸の中でも非常に安定した釣果が期待できるポイントであり、四季の中では水温が低くなる冬から春にかけてが最も狙い目のシーズンになります。

かつての水城である坂本城の石垣が湖底に沈んでおり、非常に複雑な石の障害物(ハードストラクチャー)を形成しています。こうした広大な石積みは太陽光を吸収して温まりやすい性質を持っているため、冬から春の低い水温期でも周囲に比べて水温が安定しやすく、ベイトフィッシュやバスの活性が上がりやすいのが最大の特徴です。

  • 攻略の軸:クランクベイト、ジグヘッドリグ、高比重ワーム

エバーグリーン ワイルドハンチ

湖底に沈んだ複雑な沈み石垣を、根がかりを恐れずにテンポよく攻略するためのシャロークランクベイトです。優れたボディバランスと回避能力を備えており、硬い石の表面にゴツゴツと当てながらも、隙間に挟まることなくすり抜ける設計になっています。石に接触してルアーの軌道がフッと狂った瞬間に、物陰に潜む大型バスの捕食スイッチを刺激して強烈なバイトを引き出します。

⑯ 唐崎神社

南湖西岸の中でも特に春の訪れとともに季節の進行がいち早く進むエリアとして知られており、産卵期を控えた大型バスを狙える一級ポイントです。

神社が湖に小さく突き出した岬のような地形をしており、周囲一帯には砂利や小石が混じる硬い底質(ハードボトム)の浅場(シャローフラット)が広範囲に広がっています。この硬い底質はバスにとって絶好の産卵場所となるため、春先には産卵を意識した大型の回遊個体が次々と接岸してくるのが特徴です。

  • 攻略の軸:バイブレーション、ジャークベイト、ヘビキャロ

ジャッカル TN 60

春の産卵期を前に、唐崎神社の周囲に広がる広大なハードボトムの浅場を、効率よく探り倒すためのバイブレーションです。独自の顎部メタルウエイトにより、浅い砂利底をコツコツと小突きながらも、根がかりを巧みにかわして真っ直ぐ泳ぎきります。硬い底に接触した際に生まれる独特の振動と高音質なラトルサウンドにより、広範囲に散っているやる気のあるバスの捕食スイッチを入れることができます。

⑰ 自衛隊裏・柳が崎湖畔公園

南湖西岸の中でも足元からしっかりと水深があり、四季の中では冬から春にかけての低い水温期に最も強みを発揮する一級エリアです。

自衛隊裏はオカッパリから届く範囲としては南湖トップクラスの水深(ディープ)を誇り、急深な斜面(ブレイク)が走っています。外気温の影響を受けにくく水温が安定しやすいため、寒さを嫌ったバスが集まる貴重な越冬場として機能します。隣接する柳が崎周辺は砂浜が広がり、豊富なウィード(水草)が生え揃う浅場があるため、春の産卵期や夏場にベイトフィッシュを追うバスの隠れ家へと変化します。

  • 攻略の軸:フリーリグ、バイブレーション、ヘビキャロ

一誠 沈み蟲

自衛隊裏の深い水深をタイトに攻略するための、高密度ソルト配合の高比重ワームです。フリーリグをセットして急深なブレイクへ投入することで、シンカーが先に素早く着底し、その後ワーム本体が特有の脚を細かく微振動させながらノーシンカー状態でフワフワと落下(フォール)します。深い場所で動きの鈍くなっているバスに対して、無警戒な水生昆虫や甲殻類の動きを演出して確実に口を使わせることができます。

⑱ 大津港・なぎさ公園

足場が非常に良く、南湖西岸の中でも足元からしっかりとした水深が確保されているため、四季の中では冬から春にかけての冷え込むシーズンに最も強みを発揮するメジャーエリアです。

護岸沿いが深く掘り下げられており、沖にかけて大きなブレイク(斜面)が走っているため、周囲に比べて水温が安定しやすいのが最大の特徴です。寒さを嫌って深場を求めるバスが集まりやすく、安全な遊歩道が打出の浜からサンシャインビーチまで長く続いているため、移動しながら広く探る釣りに適しています。

  • 攻略の軸:ミドスト、シャッド、メタルバイブ

ディスタイル ヴィローラ

足元から一気に水深がある護岸沿いを、効率よくタイトに探るためのリアル系ソフトルアーです。ジグヘッドリグをセットし、護岸の壁際(際)に沿ってルアーをフワフワとロールさせながら歩いて引く「テクトロ」でアプローチします。ボディの細かなローリングと、特有のV型テールが放つピリピリとした微振動により、護岸沿いを回遊する警戒心の強い大型バスを確実に魅了します。

⑲ におの浜

琵琶湖南湖を代表するメジャーポイントであり、四季の中で圧倒的に冬から春先にかけての低い水温期に多くの釣果実績を誇る護岸エリアです。

非常に人気の高い釣り場であり、岸から近い距離に急激なかけ上がり(ブレイク)が走っているのが最大の特徴です。さらに沖合は南湖の中でも特に水深が深く安定したディープエリアに直結しているため、冬の寒さを嫌って深場を求める大型バスが次々と接岸して群生します。外気温が急降下する真冬であっても水温が下がりにくい地形特性を持っているため、シーズンを通じて狙い目となります。

  • 攻略の軸:メタルバイブ、ヘビキャロ、バイブレーション

デプス サーキットバイブ(1/2oz〜3/4oz)

におの浜の冬の釣りをオカッパリから攻略するために欠かせない、遠投性能に優れたメタルバイブレーションです。重めのサイズを選択してはるか沖のブレイクラインまで大遠投し、湖底まで完全に沈めてから移動距離を抑えたショートリフト&フォールでアプローチします。薄型の基盤ボディが水流を鋭く捉えて瞬時に細かなピッチで振動するため、ボトム付近でじっとしている低活性な大型バスの反射食いを強力に誘発します。

⑳ 膳所城跡公園

南湖西岸の中でも湖底の地形変化と人工の障害物が非常に豊富なポイントであり、四季の中では水温が上昇し始める春から初夏にかけてが最もおすすめのシーズンです。

かつての水城である膳所城の石垣が湖底に沈んでおり、さらに沖合には大きな取水塔がそびえ立つなど、バスが寄り付きやすい要素が狭いエリア内に凝縮されています。広大な石積みエリアは太陽光を吸収して水温が安定しやすいため、春の早い段階から産卵を意識した大型バスが身を隠す一等地として機能します。

  • 攻略の軸:スピナーベイト、クランクベイト、高比重ワーム
スピナーベイトの釣れる選び方と使い分け!ブレード・重さ・カラーの秘密
みなさん、こんにちは!今日はバス釣りルアーの中でも「サーチベイトの王様」として、初心者からベテランまで絶対に外せないルア…

エバーグリーン D-ZONE

湖底に沈んだ複雑な沈み石垣の上を、根がかりを巧みに回避しながらスピーディーに探るための高性能スピナーベイトです。極薄に設計された独自のブレードが、水を掴んだ瞬間から強烈なフラッシングと周囲の水を大きく動かす強い振動を発生させます。複雑に入り組んだ石の隙間に潜んでエサを待ち伏せている大型バスに対して、高い障害物回避能力を活かしてタイトに障害物の際を通すことで、物陰から勢いよく飛び出させるようなバイトを誘発します。

㉑ 粟津・晴嵐周辺

南湖の最南端、瀬田川の入り口手前に位置するエリアであり、四季の中では水温が上昇し始める春からウィードが生い茂る初夏にかけてが最もおすすめのシーズンです。

広大な浅場(シャローフラット)が広がっており、水草(ウィード)が豊富に生え揃う南湖特有のマッディ・シャローな環境を形成しています。南湖東岸よりもさらに水温の上昇が早いため、春の産卵期を控えた大型バスが非常に早い段階から次々と接岸してくるのが最大の特徴です。

  • 攻略の軸:スイムジグ、チャターベイト、クランクベイト

ジャクソン バレッジスイマー

粟津エリアを代表する広大なシャロー&ウィードエリアを、根がかりを抑えてスピーディーに攻略するための高性能スイムジグです。優れた障害物回避能力を備えており、春先に湖底から伸び始めるウィードのツラ(上部)をかすめるように一定のスピードでゆっくりと巻き続けることができます。ラバーの柔らかな水押しとトレーラーワームの細かな振動がバスの側線を刺激し、ウィードの隙間に身を隠して周囲を警戒している大型バスの下からの突き上げバイトを確実に誘発します。

㉒ 瀬田川洗堰周辺

琵琶湖から流れ出す唯一の河川の起点であり、四季の中では本湖の水温が上がりきって釣果が厳しくなる夏から秋にかけて圧倒的な強みを発揮する一級エリアです。

南湖の出口にあたるため常に非常に強い湖流(カレント)が発生しています。激しく水が動くことで水中の酸素量が非常に多く、エサとなるベイトフィッシュも豊富に集まるため、真夏のタフコンディションな時期ほどバスの活性が高まるのが最大の特徴です。

ただし、洗堰の直上および直下は大変急流で危険なため完全立ち入り禁止・釣り禁止区域に指定されています。釣行の際は必ず現地の看板やブイの位置を目視で確認し、禁止エリアには絶対に立ち入らないようルールを徹底してください。

  • 攻略の軸:ノーシンカーリグ、ヘビダン、スピナーベイト

ゲーリーヤマモト ヤマセンコー 5インチ

瀬田川の強い激流を巧みに利用して、流れの中に潜む大型バスを狙い撃つための高比重ノーシンカーワームです。上流側へ向かってキャストし、水流に乗せながら川底の岩やゴロタ石の表面をコロコロと自然に転がしていく「ドリフト釣法」でアプローチします。自重があるため激流でも浮き上がりにくく、流れのヨレ(緩む場所)でエサを待ち構えている大型バスの目の前へ無警戒なベイトを演出して確実に口を使わせることができます。

まとめ:南湖は「足」で釣れ!

琵琶湖南湖のオカッパリ攻略において最も重要なのは、1箇所で粘るのではなく状況を見切ることです。1つの場所で長時間粘るより、車や自転車、徒歩でどんどん移動を繰り返し、その時々で活性の高いバスを探していくラン&ガンスタイルが釣果を分ける鍵になります。

最後に、釣行時のマナーとルールについての大切なお願いです。釣り禁止エリアへの侵入、ゴミのポイ捨て、違法駐車は絶対にやめてください。特に駐車禁止エリアへの迷惑駐車は、近隣住民の方々の生活を脅かし、貴重な釣り場の全面閉鎖に直結します。必ず指定の駐車場やコインパーキングを利用してください。

また、滋賀県の条例により、琵琶湖では釣った外来魚のリリース(再放流)は完全に禁止されています。釣ったバスやブルーギルは、設置されている外来魚回収ボックスに入れるか、その場で締めてから持ち帰るようにしてください。特定外来生物法により、魚を生きたまま別の場所へ持ち運ぶ行為は法律で厳しく禁止された違法行為となります。

ルールとマナーを徹底して守り、いつまでもこの素晴らしい琵琶湖で釣りが楽しめる環境を全員で守っていきましょう。

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