
皆さん、こんにちは!
「あそこで釣れてるらしい」という情報に頼るだけの釣りは、もう卒業しませんか? 自分で地形を読み解き、魚の動きを予測して仕留めた一匹は、サイズ以上の感動を与えてくれます。今回は、空からの視点(Google Maps)と水中の視点(ガーミン等の地形図)をリンクさせる、現代最強のポイント開拓ルーティーンをお伝えします!
1. Google Mapsで「アタリ」をつける:航空写真の読み解き方
まずはGoogle Mapsを使い、広範囲から有望なエリアを絞り込みます。ここで見るべきは「色の変化」です。
航空写真の「色の濃淡」は情報の宝庫
- 黒・茶色っぽい影: シャロー(浅場)にある沈み根やウィード(藻)、あるいはテトラポッドの沈んでいる場所です。魚にとっての隠れ家ですね。
- 白っぽい場所: 砂地やハードボトム(硬い底)。
- 青が急に濃くなっているライン: ここが「カケアガリ(急激な水深変化)」です。魚はこうした斜面に沿って回遊します。
ただし、注意が必要なのは「衛星写真はリアルタイムではない」ということ。撮影時期によって、ウィードの生え方や砂の堆積状況は変わります。また、満潮時に撮影されたのか干潮時なのかで、見え方が全く異なります。
そこで役立つのが、陸上の様子を確認できる「ストリートビュー」です。
ストリートビューで「立ち入り禁止」の看板やフェンスがないか、駐車スペースがあるかを事前にチェックしましょう。現地に行ってから「釣りができなかった……」という悲劇を防ぐのがデキるアングラーの第一歩です!
2. ガーミン「Quickdraw」と「ActiveCaptain」で水中を可視化する
Google Mapsで「あそこ、根がありそうだな」とアタリをつけたら、次は水中の答え合わせです。ここで最強の武器になるのがガーミン(Garmin)のテクノロジーです。
30cm刻みの等深線が世界を変える
ガーミンの魚探に搭載されている「Quickdraw Contours(クイックドローコンターズ)」は、ボートを走らせるだけで、自分の画面に30cm刻みの等深線を描き出します。 Google Mapsでは「なんとなく青い」だけだった場所が、「水深5mから3mへ一気に駆け上がる、鋭いハンプ(盛り上がり)」として可視化されるのです。
「ボートなんて持ってないよ!」という方もご安心を。ガーミンの無料アプリ「ActiveCaptain(アクティブキャプテン)」を使えば、世界中のユーザーが共有した地形図(コミュニティデータ)をスマホで閲覧できます。
3. Webサイト「釣りドコ」との連携
海底地形マップサイト「釣りドコ」。これが開拓術のゲームチェンジャーになっています。
従来の海図よりも圧倒的に高精細な「赤色立体地図」により、岩礁の隙間や砂地のわずかな凹凸まで手に取るように分かります。
- 詳細エリア(2025年10月時点): 三浦半島、江ノ島周辺、伊豆半島、伊豆諸島、和歌山(加太周辺)、沖縄(小浜島)など。
まだ見られるエリアは少ないですが、これで自分の釣り範囲が見られる様になるのが楽しみです!
Google Mapsで見える「黒い影」と、釣りドコの「等深線」を照らし合わせてみてください。「影の正体は、水深8mに沈む巨大な沈み根だった!」という発見があれば、そこはもうあなただけのパラダイスです。
4. 科学的根拠に基づいた「魚の付き場」予測
地形が分かっても、そこに魚がいる理由がなければ釣れません。魚が地形に付く理由は主に3つ、「潮通し」「避難場所」「餌」です。
- 岬の先端や急なカケアガリ: 潮がぶつかり、プランクトンが湧き、ベイトが集まります。
- ハンプ(盛り上がり)の裏側: 流れが緩やかになる「ヨレ」ができ、魚が体力を温存しながら獲物を待てる場所になります。
- ストラクチャーの影: フィッシュイーターは自分の身を隠せる場所を好みます。
5. 実践!五三川での応用例
バス釣りのメジャーフィールド、五三川(岐阜県)を例に考えてみましょう。
Google Mapsで五三川を見ると、大きく曲がった「ベンド(曲がり角)」がいくつもあります。航空写真では水中の様子は見えませんが、魚探や地形図アプリを組み合わせると、ベンドの「外側」が深く削れたカケアガリになっており、逆に「内側」が緩やかなフラットになっていることが分かります。
- 冬場: 水深がある「団地前」エリアのカケアガリに沈む魚をメタルバイブで。
- 春〜夏: 「養鶏場前」のような広大なフラットエリアに差してくる魚をクランクで。
このように、地図から読み取れる情報の裏付けを地形図で取ることで、季節ごとの正解に最短距離でたどり着けるようになります。
まとめ
さあ、理屈はここまでです。最高のポイント開拓術を身につけるために、まずは以下のステップを試してみてください。
- Google Mapsを開き、自分のホームグラウンドを「航空写真モード」で隅々まで眺める。
- 気になる「黒い影」や「色の境目」を見つけたら、座標(緯度経度)をメモする。
- 「ActiveCaptain」や「釣りドコ」を使い、その場所の水深変化を確認する。
「あ、ここ絶対釣れるじゃん……」という場所が見つかったら、それはもうあなたの勝ちです。
次の釣行では、ぜひその場所へ足を運んでみてください。みんなで「釣り」という最高の趣味を盛り上げていきましょう!




