
皆さん、こんにちは!
「もっと水中が見えたら釣れるのに…」「見えバスを見つけたと思ったら、ただのゴミだった…」そんな経験、釣り人なら一度はありますよね。
実は、釣果を分けるのはロッドやリールの性能だけではありません。最も重要なのは「目から入ってくる情報の質と量」です。そして、その情報を劇的に変えてくれる魔法のアイテムが「偏光サングラス」です。
今回は、初心者の方が陥りやすい「ただのサングラス」との違いから、ベテランもこだわる「レンズカラーの使い分け」まで、2025年の最新トレンドを踏まえて徹底解説します。これを読めば、あなたの釣りは「ブラインド(手探り)」から「サイト(確信)」へと進化します!
1. 偏光サングラスはなぜ「釣果に直結」するのか?
普通のサングラスは全体の光をカットして「眩しさを抑える」だけですが、釣り用の偏光サングラスは「水面の反射(雑光)」だけをカットします。
水面のギラつきが消えることで、水中のストラクチャー(障害物)やベイトフィッシュ、そしてターゲットであるバスの姿が鮮明に浮かび上がります。特に「サイトフィッシング」が釣果の鍵を握るフィールドでは、偏光グラスの有無は「目隠しをして釣りをしているかどうか」ほどの差になります。
2. 失敗しないための「スペック」の見方
偏光グラスを選ぶ際、デザイン以上に注目すべき数値が2つあります。
- 偏光度(雑光カット率): 釣り用なら99%以上が必須です。これ以下だと、肝心の水面の反射が消えきりません。
- 可視光線透過率(VLT): レンズがどれだけの光を通すかを示す数値です。
- 30%前後: オールラウンダー。晴天から曇天まで幅広く対応。
- 15%以下: 真夏の快晴やオフショア(船)など、極端に眩しい時用。
- 40%以上: 朝まずめ・夕まずめや、うっそうとしたオーバーハング下で活躍。
さらに、レンズ素材も重要です。解像度と耐久性を求めるなら「ガラスレンズ」、軽さと安全性を重視するなら高機能プラスチックの「CR-39(タレックス社など)」や「ポリカーボネイト」を選びましょう。
3. シチュエーション別:レンズカラーの黄金ルール
レンズの色にはそれぞれ「得意分野」があります。自分のメインフィールドに合わせて選ぶのが正解です。
① トゥルービュー / グレー系(自然な視界)
色調を変えずに眩しさだけを抑えます。目が疲れにくく、1日中かけていても違和感がありません。クリアウォーターのフィールドで、ありのままの水中の色を確認したい時に最適です。
② ラスターブラウン / ブラウン・カッパー系(コントラスト重視)
赤や茶色を強調するため、水中のストラクチャーやバスの影が浮き立って見えます。濁りの入ったマッディウォーターや、底の変化を捉えたい時に最も威力を発揮します。
③ イーズグリーン / イエロー・グリーン系(明るさ重視)
光量の少ない朝夕や曇天、雨天時に真価を発揮します。暗い場所でも視界を明るく保ちつつ反射を消すため、マズメ時の「ゴールデンタイム」を逃しません。
4. おすすめ偏光サングラス
- 【Zeque (ゼクー) HOVER (フーバー) / TALEXレンズモデル】
- おすすめ理由: 世界屈指のレンズメーカー「TALEX(タレックス)」のレンズを標準装備。遮光性を高めるサイドフレーム設計により、横からの光の侵入(光漏れ)をシャットアウトし、眼精疲労を劇的に抑えます。
- 【シマノ (SHIMANO) STL-101 偏光グラス】
- おすすめ理由: 日本人の顔の形にフィットする設計で、激しい動きでもズレにくい。レンズのコーティングが非常に優秀で、海水の飛沫がついても拭き取りやすく、ソルトアングラーにも支持されています。
- 【ダイワ (DAIWA) ポリカーボネイト偏光グラス DN-4022H】
- おすすめ理由: コスパ重視ならこれ。軽量なポリカーボネイトレンズながら、高い偏光性能を維持しています。入門者や「まずは1本」という方に最適です。
5. ベテランが実践する「使いこなしとケア」の極意
フィッティングと光漏れ対策
どんなに良いレンズでも、顔との隙間から光が入るとレンズの内側で反射してしまい、性能が半減します。鼻パッドやテンプルを調整し、できるだけ顔に密着させるのがコツです。また、レンズが曇る場合は、曇り止め液の使用はもちろん、少し鼻から浮かせて空気の通り道を作るテクニックも有効です。
正しいメンテナンスが寿命を延ばす
釣行後は、まず真水で砂や塩分を洗い流してください。いきなり布で拭くと、微細な砂でレンズに傷がつきます。専用のクリーナーか、中性洗剤を薄めたもので優しく洗い、マイクロファイバークロスで水分を吸い取るのが基本です。
※護岸や沈み根が多い五三川では、偏光グラスで足元の変化を見つけることが直接「根掛かり回避」と「釣果」に繋がります。
度付き・メガネユーザーの選択肢
メガネを常用している方は、メガネの上から装着できる「オーバーグラス」か、クリップオンタイプが手軽です。予算が許すなら、タレックス等の認定店で作る「度付き偏光」が、視界の広さと歪みのなさに驚くはずです。
※沈み蟲のような「ボトムで食わせるワーム」こそ、偏光越しにボトムの質(ハードボトムか泥か)を見極めてキャストすることが重要です。
まとめ:世界はレンズ越しに「カラー」で変わる
偏光サングラスは、単なる日除けではありません。水中の地形、魚の気配、ラインのわずかな変化…これらすべての「釣れるヒント」を可視化するための精密機器です。
自分のよく行くフィールドがクリアなのかマッディなのか、あるいは朝マズメ重視なのか。まずは自分のスタイルに合った「1色」を見つけてください。世界の見え方が変われば、釣りはもっと楽しく、もっと深く進化します!
まずは近くの釣具店で、実際のレンズ(特にブラウン系とグリーン系)を覗いてみてください。店内の水槽や、外の車のフロントガラスの反射が消える瞬間を体験するのが、最高の第一歩になりますよ!




