エバーグリーン「ブルポイントシャッド」インプレ!ジャックハンマーとの最強セッティングと単体での使い方

エバーグリーン「ブルポイントシャッド」インプレ!ジャックハンマーとの最強セッティングと単体での使い方

みなさん、こんにちは!

巻きの釣りを愛するすべてのアングラーが待ち望んだ「真打ち」がついに登場しました。それが、エバーグリーンから放たれた「ブルポイントシャッド」です。 

「また新しいシャッドテールワーム? ドライブシャッドやフルスイングがあるから十分だよ」

そう思ったあなた、少しだけ時間をください。このブルポイントシャッドは、単なるラインナップの追加ではありません。あの世界を制したチャターベイトの絶対王者「ジャックハンマー」の誕生から10年、そのポテンシャルを120%引き出すために専用設計された、最強のシャッドテールワームなのです。 

昨今のハイプレッシャー化したフィールドでは、中途半端な波動は簡単に見切られます。だからこそ、「極限までナチュラルに誘う」か、あるいは「強烈な水押しと波動で魚の理性を飛ばしてリアクションバイトさせる」か。ブルポイントシャッドは、間違いなく後者の「最強のリアクション系シャッドテール」として、比類なき性能を誇ります。

1. エバーグリーン「ブルポイントシャッド」の正体とは?

まずは、ブルポイントシャッドがなぜこれほどまでに注目されているのか、その核心に迫りましょう。

名前にある「ブル(Bull)」は牡牛。「ポイント(Point)」は一点を貫く力強さや、確固たる信念を意味します。その名の通り、このワームの最大の特徴は、「圧倒的な水押しの強さ」と「超高速リトリーブでも破綻しない直進安定性」にあります。

他のシャッドテールワームとの決定的な違い

一般的なシャッドテールワームは、ソフトなマテリアル(素材)で「ナチュラルなタイトアクション」を追求する傾向にあります。しかし、ブルポイントシャッドは明確に一線を画します。

  • 計算された高硬度マテリアル: あえて張りのある硬めの素材を採用。これにより、テールのスイングが周囲の水を「バコンバコン」と力強く叩き伏せます。この強靭な水押しが、マディウォーターや広大なウィードエリアからでも、遠くにいるデカバスを呼び寄せる原動力になります。
  • ハイピッチな強烈ロールアクション: 特筆すべきは、テールが振れるパワーを効率よくボディへと変換する「クビレ」の設計です。硬めの素材ながら、ボディ全体が「ブルンブルン」と激しくロール(明滅)し、視覚と振動の両面でバスの理性を揺さぶります。
  • 抜群の針持ちと実戦強度: 高弾性マテリアルの恩恵で、カバー(障害物)をタイトに攻めてもフックがズレにくく、ワームが裂けにくい。一分一秒を争う時合において、この「手返しの良さ」は大きなアドバンテージとなります。

2. なぜ「ジャックハンマー」の最強の相棒(トレーラー)なのか?

ブルポイントシャッドを語る上で絶対に外せないのが、同じくエバーグリーンのチャターベイト(ブレーデッドジグ)である「ジャックハンマー」との組み合わせです。

チャターベイトのトレーラー(針に刺すワーム)に求められる条件は非常にシビアです。柔らかすぎるワームは、チャターの激しい振動に負けて動きが破綻してしまいます。逆に硬すぎると、ただの「棒」になってアクションを殺してしまいます。

ブルポイントシャッドは、ジャックハンマーの激しい振動を受け止め、殺すことなく、ボディ全体へと増幅させて伝達するという「専用設計」ならではの神業をやってのけます。

ジャックハンマーの「ガガガガッ!」という硬質な金属音と振動に、ブルポイントシャッドの「ドスンドスン」という重い水押しが加わることで、「音、振動、視覚」の全てにおいてMAXレベルのアピール力を持つ、最強のサーチベイトが完成するのです。

3. ジャックハンマー×ブルポイントシャッドのセッティング

「どのサイズを組み合わせればいいのか?」という疑問にお答えします。ブルポイントシャッドは現在、あらゆるフィールドで使い勝手の良い「4.5インチ」のワンサイズ展開となっています。

この4.5インチを軸に、ジャックハンマーのウエイトとどう使い分けるのが正解か、その「黄金比」を解説します。

パターンA:【広域サーチ&強波動】ジャックハンマー 1/2oz

最も出番が多く「最もその性能を引き出せる」と太鼓判を押す、メインセッティングです。

  • 理由: 1/2oz(14g)のヘッド重量が生む強い振動が、4.5インチの肉厚なボディにしっかり伝達されます。これにより、他のワームでは出せない「ドスンドスン」という重い水押しを発生させ、広範囲からデカバスを呼び寄せます。
  • 出しどころ: 春の濁り、広大なウィードエリア、風の強い日など、ルアーの存在感を最大化して魚に気づかせたい状況で最も威力を発揮します。

[エバーグリーン(EVERGREEN) ジャックハンマー 1/2oz]

パターンB:【シャロー攻略&食わせ】ジャックハンマー 3/8oz

4.5インチのボリュームを維持しつつ、より浅いレンジを攻略するためのセッティングです。

  • 理由: 3/8oz(10g)に合わせると、ワーム自体の浮力と水抵抗により、1/2ozよりも一段上のレンジを引くことが可能になります。ボリュームで寄せ、軽めのウエイトで「食わせの間」を作りやすくなります。
  • 出しどころ: 野池のシャロー、水面直下のウィード攻略、プレッシャーによりルアーの移動速度を少し落としたい状況に有効です。

[エバーグリーン(EVERGREEN) ジャックハンマー 3/8oz]

カラーコーディネートの基本

カラーコーディネートは釣果を左右する重要な要素です。基本は以下の2パターンを覚えておけば完璧です。

  1. 【一体感のグリパン系】: ジャックハンマー(グリーンパンプキン)× ブルポイント(グリーンパンプキン・BK)。全体を一つのシルエットとして見せ、大きなベイトフィッシュとして認識させます。
  2. 【明滅のハイコントラスト系】: ジャックハンマー(ブラック)× ブルポイント(ホワイトやチャート)。激しいロールによる「色の明滅」を強調し、リアクションで口を使わせたい時に有効です。

4. 単体(オフセットフック)での破壊力!ノーシンカー&ウェイテッドリグ

ブルポイントシャッドの真骨頂は、ジャックハンマーのトレーラーに留まりません。単体で使用した際にも、高硬度マテリアルが生み出す「爆発的な水押し」と「ハイピッチなロール」により、一級品のスイムベイトとして機能します。

オフセットフックの適正サイズは?

4.5インチの肉厚なボディに対して、フッキング効率を最大化し、かつアクションを妨げない「黄金サイズ」は一つに絞られます。

  • ブルポイントシャッド 4.5インチ 推奨フックサイズ:#5/0

ワームの背中に設けられた専用スリットに合わせて、針先がわずかに隠れる程度にセットしてください。

【迷ったらコレ!圧倒的貫通力と強度】

太軸設計でデカバスのパワーにも余裕で耐え、TCコート(フッ素コート)により、厚みのある4.5インチボディ越しでも瞬時に顎を貫きます。

使い方①:ノーシンカーリグでの「水面バジング」

高比重設計の4.5インチは、ノーシンカーでもベイトタックルで圧倒的な飛距離を叩き出します。

効果: 牡牛(ブル)のように力強く水を蹴る波動が、水面下のバスの闘争心を煽り、暴力的なバイトを誘発します。

アクション: ロッドを立てて水面を「パシャパシャ」と音を立てながら引いてください。

使い方②:ウェイテッドリグでの「中層ステルス巻き」

水面まで出きらない状況や、一段深いレンジに居るバスを狙う際に不可欠なリグです。 

  • アクション: 金属音を排した「無音の強波動」で、スレたビッグフィッシュに忍び寄ります。
  • 効果: ウェイテッドフックを使用することで、4.5インチの激しいロールアクションを安定させつつ、一定レンジをキープしてスイミングさせることが可能です。

【スイミング姿勢を安定させる専用フック】

シンカーが低重心に配置されているため、高速リトリーブでもワームが回転せず、安定した「釣れる姿勢」を維持します。

5. 100%のポテンシャルを引き出すタックルセッティング

最後に、この「強い巻きの釣り」を成立させるためのタックルについて解説します。ルアー自体のパワーが非常に強いため、タックルバランスが悪いとバイトを弾くだけでなく、キャスト時の高切れなどトラブルの原因になります。

ロッドはパワーバーサタイルモデル!

ジャックハンマー1/2ozにブルポイントシャッド4.5インチをセットした総重量は約31g。この重量を振り抜き、かつ強烈な水押しの中でも主導権を握るには、最新のMH(ミディアムヘビー)パワーが必要です。

【重量級巻き物ロッドの決定版】
シマノ(SHIMANO) 26 ゾディアス 172MH

第3世代ゾディアス。カーボンモノコックグリップの進化により、巻き感度が劇的に向上しています。適合ルアーウェイトは最大30g前後ですが、最新のハイパワーX構造により、31gのリグも安定してキャスト可能。グラスモデルに頼らずとも、最新のブランクス設計がバイトを弾かずしっかりと掛けてくれます。

ラインは「フロロカーボンの16lb〜20lb」を基準に

最新ロッドのパワーを活かし、デカバスを確実に引き寄せるためにライン強度は絶対に妥協できません。

  • 標準設定: 16lb。太いラインは水抵抗を増やし、ルアーの浮き上がりを抑えてレンジキープを助けます。
  • ヘビーカバー狙い: 20lb。パワーゲームにおいて、重量級リグをフルキャストする際の安心感を担保する太さです。 

14lb以下のラインでは、最新ロッドの鋭い反発力による合わせ切れのリスクがあるため、16lb以上を推奨します。

6. ブルポイントシャッドで「巻き」の概念が変わる

ここまで解説してきた通り、ブルポイントシャッド4.5インチは、単なるソフトベイトの域を超えた「集魚装置」です。

最後に、現場で迷わないための「出しどころ」と「リール」について補足します。

  • リールの推奨ギア比:
    ジャックハンマーとのセットなら「ノーマルギア(6.2〜6.3前後)」がベスト。重い引き抵抗を力強く巻き続けられ、レンジキープが容易になります。一方、単体のバジングで使用するなら「ハイギア(7.1以上)」でテンポよく探るのが効率的です。
  • こんな時に投げてほしい:
    「雨後の濁り」「爆風で水面が波立っている時」「広大なウィードエリアで魚が散っている時」。他のルアーがパワー不足で見切られる中、ブルポイントの「牡牛(ブル)のような水押し」だけがバスのスイッチを入れます。

まとめ:ブルポイントシャッドで「強い巻きの釣り」を体感せよ!

いかがでしたでしょうか。エバーグリーンの新作「ブルポイントシャッド 4.5インチ」が、どれほど計算し尽くされたルアーであるか、その破壊力をイメージしていただけたかと思います。

  1. 最強セットの準備: まずは「ジャックハンマー1/2oz + ブルポイント4.5インチ」をメインに据える。
  2. カラーの使い分け: 濁りやローライトなら「ビッグバイトチャート」、クリアアップした状況や食わせ意識なら「グリパン・ホワイト」など、明滅のハーフ&ハーフ系を選ぶ。
  3. レンジの攻略: 水深1.5m〜2.5mのブレイクや障害物の際を、一定速度で「ドスンドスン」という重い波動を感じながら巻き切る。
  4. フォローの投入: チャターの金属音で反応がない場合は、「インフィニ #5/0」を用いたノーシンカーやウェイテッドリグにシフト。同じコースを「無音の強波動(ステルス)」で通し、理性を失ったバイトを誘発する。

ルアーフィッシングにおいて、「自分の信じたルアーを巻き切る」ことほど、強く、そして美しいスタイルはありません。ブルポイントシャッドは、あなたが信じて巻き続けるに足る、最高の相棒になってくれるはずです。

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