【バス釣り】琵琶湖南湖のオカッパリポイント解説!地形や攻略法まで

【バス釣り】琵琶湖南湖のオカッパリポイント解説!地形や攻略法まで

みなさん、こんにちは!

今回は、南湖にあるオカッパリポイントを、北は琵琶湖大橋から南は瀬田川の入り口まで解説します。
是非ブックマークして、琵琶湖南湖でのバス釣りに活かしてください!

1. 南湖東岸エリア(守山~草津)

東岸は「シャロー(浅瀬)」と「ウィード(水草)」の宝庫。足場が良い湖岸緑地が多く、駐車場も整備されているため、ラン&ガン(移動しながら釣るスタイル)に最適です。

① マリオットホテル前・第2なぎさ公園(守山)

北湖の入り口に位置する絶好の回遊ルートで、四季の中でも「春」と「秋」が最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: ウィード(水草)やマンメイドストラクチャー(人口の障害物)が点在し、春や秋を中心に小バスからデカバスまで狙える好ポイントです。
  • 地形: 岸から少し沖に出ると一気に深くなる「ブレイク(急深な斜面)」があり、北湖のクリアで綺麗な水が流れ込みやすいため、非常にコンディションの良いバスが集まります。
  • ポイント: 春は「北湖からのコンタクトポイント」として有名で、産卵前のプリスポーンと呼ばれる超重量級の個体が狙える最高のシーズンです。
  • おすすめルアー・リグ
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      第2なぎさ公園の砂浜から沖のブレイク(斜面)を遠投で狙う際の必須リグです。比重の高いワームを使い、沖に沈んでいる石やウィードの塊を丁寧に探るのがこのエリアの王道です。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      マリオット前のブレイク沿いや、沈んでいる障害物に対してじっくり落とし込みます。北湖のバスは目が良いため、不自然な動きを排除したノーシンカーのリグが非常に効果的です。
    • スイムジグ / スピナーベイト
      春や秋の広範囲をサーチする際に使用します。特に春先、ウィードの芽が出始めた頃にその上をゆっくり巻いてくると、下から突き上げてくるような激しいバイトが期待できます。

② ピエリ守山裏・第1なぎさ公園

ショッピングモール「ピエリ守山」の裏手。
北湖と南湖の境界線(琵琶湖大橋付近)に位置し、「春」と「初夏」が最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: ピエリ守山裏は砂浜が広がっており、第1なぎさ公園周辺は護岸エリアです。足場が良く、初心者やファミリーにも適しています。
  • 地形: 広大なシャロー(浅場)にウィード(水草)が豊富に生え、さらに「琵琶湖大橋」という巨大な構造物による水の動き(カレント)が発生するため、常に魚の出入りが激しいエネルギッシュな釣り場です。
  • おすすめルアー・リグ
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      ピエリ守山裏の広大なシャローから、沖のブレイク(斜面)やウィードの塊を狙う際の必須リグです。遠投して、砂地の盛り上がりを丁寧に探るのがこのエリアの王道です。
    • スイムジグ / スピナーベイト
      春から初夏にかけて、伸び始めたウィードの上をかすめるように巻きます。特に「比良おろし」による適度な濁りが入った時は、これらの巻物への反応が劇的に良くなります。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      ピエリ裏の石畳の際や、ウィードのポケット(隙間)に潜む居着きのデカバスを狙います。プレッシャーが高い場所ですが、ボトムで「ステイ(放置)」を入れることで、警戒心の強い魚に口を使わせられます。

③ 木浜(このはま)水路群 ~南湖屈指のメジャー&激戦区~

ここは1号から5号まで水路があり、それぞれ性格が異なります。

木浜1号水路(北側)

  • 特徴: 北湖からの新鮮な水が入り込みやすいため、「春」と「冬」が特におすすめのポイントです。他の水路に比べて水の透明度が高くなりやすく、本湖(北湖側)から差してくる回遊個体がいち早く入り込むため、シーズン先取りの釣りが展開できます。
  • 地形: 水路内にある「浚渫(しゅんせつ)」と呼ばれる深く掘られた穴が絶好の越冬場となります。1号水路は本湖のディープ(深場)とも隣接しているため、寒さを嫌ったバスが身を隠すのに最適な環境が整っています
  • おすすめルアー・リグ
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      木浜1号水路の代名詞とも言えるリグです。水路内に点在する「浚渫のハンプ(盛り上がり)」や「ブレイクの肩(斜面の始まり)」を遠投で狙い撃ちします。
    • メタルバイブ(サーキットバイブなど)
      冬の浚渫エリアでの必須アイテムです。深い穴の底に溜まっているバスを、リフト&フォールによるリアクション(反射食い)で誘い出します。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      水路沿いの杭(パイル)や石積みの際、または浚渫の斜面をじっくり転がすように使います。プレッシャーが高い場所ですが、ボトムでステイさせることで警戒心の強いデカバスに口を使わせます。

木浜2号~4号水路

水路群の中でも特に「浚渫(しゅんせつ)」と呼ばれる深く掘られた地形変化が激しく、四季の中では「春」と「冬」が最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 1号水路に比べてより閉鎖的な環境のため、太陽光で水温が上がりやすく、琵琶湖本湖よりもいち早くバスの活性が上がる「春の爆発力」を秘めています。
  • ポイント: 「浚渫のハンプ(盛り上がり)」や「ブレイク(斜面)」が複雑に入り組んでおり、産卵を控えたビッグバス(プリスポーン)が身を隠したり、餌を追い込んだりする絶好のコンタクトポイントになります。
  • おすすめルアー・リグ
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      木浜2号〜4号水路の攻略には欠かせないリグです。沖にある「浚渫の穴の縁(ふち)」を遠投で狙い、ワームをじっくり見せることで、地形変化に付いているバスを誘い出します。
    • メタルバイブ(デプス サーキットバイブなど)
      冬の浚渫(ディープ)攻略の切り札です。深い穴の底に溜まっているバスを、リフト&フォールのリアクションで強制的に口を使わせます。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      水路沿いの杭(パイル)や、浚渫の斜面を転がすように使います。プレッシャーが高いエリアですが、ボトムで「ステイ(放置)」を入れることで、警戒心の強いデカバスを攻略できます。

木浜5号水路

木浜水路群の中で最も南側に位置し、赤野井湾に隣接しているため、四季の中では「春」と「冬」が最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 他の水路に比べて水深が浅いエリアが広がりつつも、沖側にはしっかりとした「浚渫(しゅんせつ)」の深い穴があるため、バスが季節移動をする際の「足がかり」になりやすいのが特徴です。
  • ポイント: 春は南湖の中でも早い段階からビッグバス(プリスポーン)の爆発が期待できるエリアです。夏は水が停滞してアオコが発生しやすいため、難易度はかなり上がります。
  • おすすめルアー・リグ
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      木浜5号水路の攻略には欠かせないリグです。沖にある「浚渫の穴の縁(ふち)」や、砂が盛り上がったハンプを遠投で狙い撃ちします。プレッシャーが高い場所でも、ワームをノーシンカー状態で漂わせることで、警戒心の強いデカバスを誘い出せます。
    • メタルバイブ(デプス サーキットバイブなど)
      冬のディープ(深い穴)攻略の切り札です。穴の底に溜まっているバスを、リフト&フォールのリアクションで強制的に口を使わせます。
    • スイムジグ / スピナーベイト
      春先、浚渫の肩(斜面の始まり)からシャローへ上がろうとするバスを効率よく探るのに適しています。ウィードの芽が出始めた頃にその上をゆっくり巻くのが非常に効果的です。

木浜本湖側(駐車場前)

水路群の出口から広大な沖へと続くエリアで、四季の中では「春」と「初夏」が最もおすすめのポイントです。

  • 足場: 護岸が整備されていますが、場所によっては石積みや崩れた箇所があるため、足元には十分注意してください。
  • 地形: 本湖側に点在する「浚渫(しゅんせつ)」のハンプ(盛り上がり)やブレイク(斜面)は、産卵前のビッグバスが一時的に留まる絶好のコンタクトポイントです。
  • 特徴: 水路内よりも水通しが良く、北湖からの新鮮な水の影響を受けやすいため、コンディションの良い「北湖クオリティ」のバスが回遊してくるのが最大の特徴です。
  • おすすめのルアー・リグ
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      木浜本湖側の広大なエリアを攻略するための最重要リグです。沖にある「浚渫の穴」の縁や、ウィードのパッチを遠投で狙い撃ちします。プレッシャーが届かない距離のバスに、ノーシンカー状態でワームを見せられるのが強みです。
    • スイムジグ / スピナーベイト
      春から初夏にかけて、広範囲に広がるウィードの上を効率よく探るのに適しています。特にデプス Bカスタムなどの強いスピナーベイトは、本湖側の広い水域でもバスを呼び寄せる力があります。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      浚渫のカベ(斜面)や、ウィードの濃いポケットに潜むデカバスを狙います。本湖の個体は回遊性が高いですが、一箇所に留まっている大型魚に対して、ボトムでじっくりステイさせて口を使わせるのに有効です。

【おすすめロッド】
琵琶湖でのバス釣りに欠かせないリグとして、ヘビキャロがあります。それを投げる為には、長く強い竿が必要になります。

シマノ 22 エクスプライド 172MH-2 遠投性能と感度、そしてデカバスを掛けてからのパワー。すべてが高次元です。

④ 赤野井湾(あかのい)

巨大なワンド状のエリア。一面がウィードとハス(植物)に覆われる、夏場のパラダイス。

赤野井一文字

南湖東岸の広大なシャローエリアに浮かぶ防波堤で、四季の中では「春」から「初夏」にかけてが最もおすすめのポイントです。

  • 地形: 周囲に広大なウィードジャングルが広がる赤野井湾の中にありながら、一文字(石積み)という明確な「ハードストラクチャー(固い障害物)」が存在するため、バスにとって格好の居着き場所や回遊の目印となっています。
  • 水質: 南湖の中でも特に濁りやすいエリアです。この濁りがバスの警戒心を解き、日中でもルアーに反応しやすくなる要因となります。
  • おすすめルアー・リグ
    • スピナーベイト / チャターベイト
      赤野井一文字周辺のウィードの面や、石積みの際をスピーディーに探るのに適しています。春の濁りが入ったタイミングでは、強い振動でバスを呼び寄せるこれらの巻物が非常に効果的です。
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      一文字から沖に向かって遠投し、点在するウィードの塊(パッチ)を狙います。プレッシャーが高いエリアですが、シンカーでボトムを感知しながらワームをノーシンカー状態で漂わせることで、警戒心の強い個体を誘い出せます。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      石積みの隙間や、ウィードのポケットをダイレクトに狙います。ボトムでじっくりとステイ(放置)させることで、一文字に執着している居着きのデカバスに口を使わせることができます。

赤野井ハス畑周辺

かつて広大なハス群生地として有名だったエリアで、現在はハス自体は減少していますが、依然として広大なシャロー(浅場)とウィード(水草)が広がる「春」から「初夏」にかけてが最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 南湖の中でも水温が上がりやすく、底が泥や砂の「マッディ・シャロー」な特性を持っているため、産卵を意識したバスが早い段階から集結します。
  • 地形: ハス畑跡の杭や残骸、周辺のわずかな地形変化は、産卵を控えたビッグバス(プリスポーン)が身を隠す絶好の場所となります。
  • おすすめルアー・リグ
    • スイムジグ / スピナーベイト
      赤野井エリアの広大なシャローを、根がかりを避けながら効率よく探るのに適しています。春にウィードの芽の上をゆっくり巻いてくると、下からデカバスがひったくるようなバイトが期待できます。
    • ノーシンカーワーム(デスアダーなど)
      ハス畑の杭周りやウィードの隙間に、ノーシンカーでフワフワと落とし込みます。プレッシャーが高い場所ですが、不自然な動きを排除することで、警戒心の強い居着きのバスに口を使わせられます。
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      岸から沖に向かって遠投し、沖に点在するウィードのパッチ(塊)を狙います。比重の重いシンカーでボトムを叩きながら、ワームをノーシンカー状態で漂わせるのがこのエリアの王道です。

⑤ 烏丸半島(からすまはんとう)

琵琶湖博物館がある突き出した半島。

烏丸半島東面

赤野井湾の奥深くに位置する広大なシャロー(浅場)エリアで、四季の中では「春」が最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 非常に水温が上がりやすい閉鎖的な地形で、底質が泥や砂の場所が多いため、南湖の中でもいち早くバスが産卵(スポーニング)の準備に入るエリアとして知られています。
  • ポイント: 北風を背後から受ける形になりやすく、水面が安定して水温が上がりやすいため、プリスポーン(産卵前)の爆発力が非常に高いのが特徴です。
  • 狙い目: 岸沿いの石積み(リップラップ)の際や、沖にあるわずかな地形変化、新守山川からの流れ込みが絡むエリアが有望です。
  • おすすめルアー・リグ
    • スイムジグ / スピナーベイト
      烏丸半島周辺の広大なシャローを、ウィードにわざと当てながら効率よく探るのに適しています。特に春の濁りが入ったタイミングでは、強い水押しでバスを呼び寄せられるチャターベイトなども効果的です。
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      岸から沖へ向かって遠投し、泥底の中に点在する硬いパッチ(砂地やウィードの塊)を探します。プレッシャーが高い場所でも、ワームをノーシンカー状態で漂わせることで、警戒心の強い個体を誘い出せます。
    • ノーシンカーワーム(高比重タイプ)
      ウィードのポケットや、岸際のちょっとしたカバー(障害物)にじっくり落とし込みます。春の神経質なバスに対して、ボトムで「止めて待つ」釣りが非常に有効です。

烏丸半島西面・先端

赤野井湾の出口と本湖の境界線にあたり、四季の中では「春」と「初夏」が最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 東面に比べて本湖からの水の動き(カレント)や風の影響を直接受けるため、水質が安定しやすく、コンディションの良い回遊性の高いバスが集まるのが特徴です
  • 先端エリア(芝生広場前): 湖に大きく突き出した烏丸半島芝生広場(Grass Field)の先端は、常に湖流が当たる一級ポイントです。本湖からのフレッシュな水が入りやすく、ベイトフィッシュ(アユやハスなど)の回遊も多いため、やる気のあるバスが集まります。
  • 西面(琵琶湖博物館裏): 6月頃、ウィード(水草)が伸び始めると、本湖からのフレッシュな水が当たる西面はバスにとって非常に居心地の良い場所になります。ベイトとなるアユやハスの回遊も多くなり、活性の高い個体が活発にルアーを追う時期です。
  • おすすめルアー・リグ
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      烏丸半島先端から本湖側のブレイク(急深な斜面)を遠投で狙う際の必須リグです。沖に点在するウィードのパッチや石の周りを、ワームで繊細に探るのがこのエリアの黄金パターンです。
    • スイムジグ / スピナーベイト
      西面の広大なウィードエリアを効率よく探るのに適しています。特にデプス Bカスタムなどの強いスピナーベイトは、本湖からの回遊バスを呼び寄せるパワーがあります。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      西面の石積みやウィードのポケットをじっくり攻めるのに有効です。北湖の影響を受けるエリアのため、不自然な動きを嫌う警戒心の強いデカバスに対し、ボトムでステイさせて口を使わせます。

⑥ 湖岸緑地 津田江エリア(北・中・南)

南湖東岸の中でも特に「浚渫(しゅんせつ)」と呼ばれる深い掘れ込みが岸から近い位置に点在しており、四季の中では「冬」から「春」にかけてが最もおすすめのポイントです

  • 地形: 平坦なシャロー(浅場)の中に、突如として水深が深くなる穴がボコボコと掘られている特殊な地形で、バスにとっての越冬場と産卵場所が隣接しているため、移動距離が少なく済む絶好の環境が整っています。
  • 各エリアの特徴
    • 津田江1(北): 駐車場から近くエントリーが容易なエリア。足元は石積み(リップラップ)で、春先は産卵を意識したバスが接岸しやすいスポットです。
    • 津田江2: 北と南の中間に位置し、比較的人が分散しやすいエリア。
    • 津田江3: 沖に大規模な浚渫(しゅんせつ)エリアが隣接しているのが最大の特徴です。急激なかけ上がりや深場が絡むため、回遊待ちのビッグバス狙いに適しています。 
  • おすすめルアー・リグ
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      津田江エリアの攻略に欠かせない、最大最強のリグです。沖にある「浚渫の穴の縁(ふち)」や「ハンプ(盛り上がり)」を遠投で狙い撃ちします。地形変化をダイレクトに手元で感じながら、ワームをノーシンカー状態で漂わせるのが王道の攻略法です。
    • メタルバイブ(デプス サーキットバイブなど)
      真冬の浚渫攻略の切り札です。深い穴の底に溜まっているバスに対し、リフト&フォールの素早い動きで反射的に口を使わせます。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      浚渫の急激な斜面(ブレイク)を転がすように使います。プレッシャーが高い場所ですが、ボトムで「ステイ(放置)」を長く取ることで、警戒心の強いデカバスを誘い出せます。

⑦ 志那(しな)エリア(北・中・南)

南湖東岸の中でも広大なシャロー(浅場)と複雑な「浚渫(しゅんせつ)」が絡み合う一級ポイントで、四季の中では「冬」から「春」にかけてが最もおすすめです。

  • 特徴 : 岸から遠投した先に、深く掘られた穴(浚渫)や砂が盛り上がった丘(ハンプ)が点在しており、バスにとっての「越冬場」と「産卵場所」が同じエリア内に揃っています。そのため、冬から春にかけての魚の動きが追いやすく、ビッグバスの期待値が非常に高いのが特徴です。
  • 志那1(北):
    • 平湖へと繋がる水門があり、ベイトフィッシュの出入りが活発です。
    • ※注意: 12月〜2月末までは水鳥の飛来地保護のため、水門から北側の一部でおかっぱり釣りの自粛エリアが設定されています。
  • 志那2(中):
    • 平坦な地形で、夏場はウィード(水草)が非常に濃くなるエリアです。
    • 秋から春にかけてはウィードが枯れ、地形変化をダイレクトに狙いやすくなります。
  • 志那3(南):
    • 隣接する下物エリアと同様、沖に大規模な浚渫(しゅんせつ)跡が点在しています。
    • おかっぱりからの遠投で、深場と浅場が交わるエッジ部分を狙うのが定石です。 
  • おすすめルアー・リグ
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      志那エリアの広大なエリアを攻略するための絶対的メインリグです。沖にある浚渫の「穴の縁」や「ハンプのトップ」を遠投で正確に撃ち抜きます。ワームをノーシンカー状態で漂わせることで、プレッシャーの高いデカバスに口を使わせます。
    • メタルバイブ(サーキットバイブなど)
      真冬から早春の浚渫攻略に欠かせません。深い穴の底に固まっているバスに対し、リアクション(反射食い)を誘発させるショートリフト&フォールが非常に効果的です。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      浚渫の急激な斜面や、点在する石の周りをじっくり攻めるのに最適です。ボトムで「ステイ(放置)」を長く取ることで、警戒心の強い居着きの個体を攻略できます。

⑧ 矢橋帰帆島(やばせきはんとう)全周

南湖東岸で最も変化に富んだ巨大な人工島で、四季を通じて「冬」と「春」が圧倒的に熱い超メジャーポイントです。

西側(本湖面):

人工島の護岸が延々と続く南湖屈指の超メジャーポイントで、四季の中では「冬」と「春」が最もおすすめです。

  • 特徴: 岸からすぐの足元が深く掘られており、さらに沖には広大な「浚渫(しゅんせつ)」の穴やハンプが複雑に入り組んでいます。そのため、外気温の影響を受けにくい深場を求めるバスにとって、南湖東岸で最高の越冬場・回遊ルートとなっています。
  • 狙い目: 護岸沿いの足元も水深があるため、遠投しなくても良型が狙える貴重な冬の釣り場です。北西の風(比良おろし)が当たると波立ちますが、その分バスの警戒心が薄れ、爆発的な釣果が出ることでも有名です。

北側・東側(水路エリア):

西側の開放的な本湖側とは対照的に、水路状の閉鎖的なエリアとなっており、四季の中では「春」が最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 本湖に比べて水深が浅く、周囲を護岸や島に囲まれているため、太陽光で水温が上がりやすいのが特徴です。そのため、南湖の中でもいち早く季節が進み、バスの動きが活発になるエリアとして知られています。
  • 狙い目: カバースキャットやセンコーなどを、護岸の際や沈んでいる障害物にじっくり落とし込みます。プレッシャーが高い場所ですが、ボトムでしっかり止めて見せることで、警戒心の強い居着きのバスを攻略できます。

南側(近江大橋側):

南湖東岸でも特に「本湖の回遊ルート」と「閉鎖的な水路」が複雑に絡み合うエリアで、四季の中では「春」と「冬」が最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 水通しが抜群に良く、ベイトフィッシュが溜まりやすいエリアです。北風を島がブロックしてくれるため、冬でも比較的釣りがしやすく、水温が安定しやすいのが特徴です。
  • 狙い目: 西側の広大な浚渫(しゅんせつ)エリアから、産卵のために南側のワンドや水路内へとバスが移動する際の「入り口」にあたります。そのため、季節の変わり目に魚が溜まりやすく、爆発力を秘めています。
  • おすすめルアー・リグ
    • メタルバイブ(デプス サーキットバイブなど)
      冬の帰帆島攻略には欠かせません。護岸沿いのブレイク(斜面)や沖の浚渫の底をショートリフト&フォールで刻みます。寒さで動けないバスの目の前で跳ねさせ、反射的に口を使わせる必勝法です。
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      矢橋帰帆島から沖の複雑な浚渫地形を攻略するためのメインリグです。シンカーで「穴の縁」や「ハンプ(盛り上がり)」を確認しながら、ワームをノーシンカー状態で漂わせることで、プレッシャーの高い回遊バスを誘い出せます。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      護岸沿いの石積みや浚渫のカベをじっくり転がすように使います。冬や春先の低活性なバスに対し、ボトムで「ステイ(放置)」を長く取ることで、警戒心の強い個体を攻略できます。

⑨ 北山田(きたやまだ)漁港周辺・湖岸緑地

広大なシャローフラットと沖の浚渫(しゅんせつ)が絡む、南湖東岸でも屈指のデカバスポイントです。特に「北山田3」周辺はおかっぱりから浚渫エリアを狙える貴重な場所として知られています。

  • エリア別の特徴
    • 北山田漁港周辺(北山田1): 漁港自体は釣り禁止・立ち入り禁止ですが、周辺の石積み(リップラップ)や水門は春の定番スポットです。足元から水深がある場所もあり、居着きのバスを狙えます。
    • 湖岸緑地 北山田3(南側): 沖に大規模な浚渫跡が広がっています。おかっぱりからの遠投で、深場と浅場が交わるエッジ部分やハンプ(山の頂上)を狙うのがこのエリアの王道スタイルです。 
  • おすすめルアー・リグ
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      北山田エリアの広大な地形変化を攻略するための絶対的メインリグです。沖にある「浚渫の穴の縁」や「ハンプのトップ」を遠投で正確に撃ち抜きます。ワームをノーシンカー状態で漂わせることで、プレッシャーの高いデカバスを誘い出せます。
    • メタルバイブ(デプス サーキットバイブなど)
      真冬から早春の浚渫攻略の切り札です。深い穴の底に固まっているバスに対し、リフト&フォールの素早い動きでリアクション(反射食い)を誘発させます。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      浚渫の急激な斜面や、漁港周りの石積みの際をじっくり攻めるのに最適です。ボトムで「ステイ(放置)」を長く取ることで、警戒心の強い居着きの個体を攻略できます。

2. 南湖西岸エリア(堅田~大津)

西岸は「急深(ブレイク)」と「ストラクチャー(人工物)」がキーワード。東岸より水深があるため、水温の変化に強いエリアです。

⑩ 琵琶湖大橋西詰・道の駅「びわ湖大橋米プラザ」

北湖と南湖を分ける「最大の通り道」であり、四季の中では「春」と「秋」が最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 琵琶湖が最も狭まっている場所(収縮部)にあたるため、常に強い「カレント(流れ)」が発生しています。さらに琵琶湖大橋の巨大な橋脚や、道の駅裏の石積みなど、バスが身を隠す障害物も豊富なため、回遊性の高い元気なバスが集まります。
  • 各ポイント
    • 橋脚周辺: 琵琶湖大橋の巨大な橋脚は、バスが身を寄せる絶好のストラクチャー(障害物)です。橋脚周りには複雑なヨレが発生し、ベイトフィッシュが溜まりやすいため、回遊個体や居着きのビッグバスが狙えます。
    • 米プラザ裏の砂利浜: 道の駅のすぐ裏手には砂浜が広がっており、足場が良くおかっぱりからエントリーしやすいのが魅力です。
    • 季節: 10月〜11月は、アユなどのベイトフィッシュがこの狭いエリアを通過するため、それを追うバスの活性が非常に高くなります。流れに乗って活発にルアーを追う個体が多く、スピナーベイトなどでスピーディーに探るのが楽しい時期です。
  • おすすめルアー・リグ
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      道の駅裏の石積みや、橋脚の根元に潜むデカバスを狙います。強い流れの中でもボトム(底)をしっかり取ることができ、不自然な動きを排除してじっくり見せることで、警戒心の強い個体に口を使わせます。
    • ジャークベイト / ミノー
      春や秋、流れの中を泳ぐベイトを意識しているバスに有効です。メガバス ワンテンなどのサスペンドタイプを、橋脚の影やブレイク(斜面)の上でピタッと止めるアクションが効果的です。
    • スピナーベイト(Bカスタムなど)
      流れが強い時や、風で水面が波立っている時に使用します。強い振動でバスに存在を気づかせ、リアクション(反射食い)を誘発させます。特に橋脚のキワを通すと、影に潜んでいたバスが飛び出してくることがあります。

⑪ 堅田(かたた)・浮御堂周辺

琵琶湖が最も狭まる「瀬田川への入り口」に位置し、常に新鮮な水が動く超一級ポイントで、四季の中では「春」と「秋」が最もおすすめです。

  • 特徴 : 北湖のクリアな水が直接流れ込み、さらに浮御堂の石積みや杭、周辺の広大なウィード(水草)エリアが複雑に絡み合っています。そのため、回遊性の高い「北湖クオリティ」の太いバスが立ち寄る絶好のコンタクトポイントとなっています。
  • ポイント
    • 浮御堂(海門山満月寺): 琵琶湖に突き出したお堂の脚(杭)が、バスにとって絶好の隠れ家となります。※ただし、お堂の至近距離での釣りはマナーとして控え、景観を損なわない配慮が必要です。
    • 出島(いずしま)灯台周辺: 突き出した岬状の地形で潮通しが抜群です。足元は石積みが入り、沖は急激に深くなるブレイク(かけ上がり)になっています。
    • 堅田漁港: 堅田漁港内は釣り禁止場所が多いため、必ず看板を確認してください。
  • おすすめルアー・リグ
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      浮御堂周辺の杭や、沈んでいる石積みの隙間に潜むデカバスを狙います。強い流れの中でもボトムをしっかり取ることができ、不自然な動きを排除して「ステイ(放置)」させることで、警戒心の強い個体に口を使わせます。
    • ジャークベイト(メガバス ワンテンなど)
      春や秋、流れの中を泳ぐベイトを意識しているバスに有効です。石積みの上を通し、一瞬ポーズ(停止)を入れた瞬間のひったくるようなバイトが狙い目です。
    • スイムジグ / チャターベイト
      浮御堂から少し離れた広大なウィードエリアを効率よく探るのに適しています。春先、ウィードの芽が出始めた頃にその上をゆっくり巻いてくると、下から突き上げてくるような激しいバイトが期待できます。

⑫ 雄琴(おごと)港

南湖西岸の中でも水深が安定しており、四季の中では「冬」から「春」にかけてが最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 南湖西岸でも屈指の有名ポイント。港内の消波ブロック(テトラ)や石積み、そして港の外側に広がる広大なウィード(水草)エリアが特徴です。特に冬場は、北西の冷たい風を背後の山や建物が遮ってくれるため、水温が下がりにくく、バスが居着きやすい「越冬場」としての側面を持っています。
  • ポイント
    • 岬の先端(一等地): 港の最も張り出した岬の先端は、チャンネル(旧河川の跡などの深み)が寄っており、バスが溜まりやすい一級スポットです。
    • 石積み(リップラップ): 周囲には石積みが続いており、春先に水温が上がりやすく、産卵を意識した個体が接岸します。
    • 地形変化: 港の内側は穏やかですが、外側は本湖の波や流れの影響を直接受けるため、フレッシュな魚が入りやすいのが特徴です。 
  • おすすめルアー・リグ
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      雄琴港の消波ブロック(テトラ)の隙間や、港の外側にある石積みの際をじっくり攻めるのに最適です。ボトムで「ステイ(放置)」を長く取ることで、プレッシャーの高い居着きのデカバスに口を使わせることができます。
    • メタルバイブ(サーキットバイブなど)
      冬から早春にかけて、港の外側にある深いエリアやブレイク(斜面)を狙う際の必須アイテムです。リフト&フォールのリアクションで、低活性なバスを強制的にバイトさせます。
    • シャッド / ミノー
      春先、石積みの上やテトラのキワをタイトに通して誘います。根がかりに注意しながら、一瞬ポーズを入れるアクションが非常に効果的です。

⑬ アクティバ裏

南湖西岸の中でも北湖に近いクリアな水質と、岸からすぐ深くなる急深なブレイク(斜面)が特徴で、四季の中では「冬」から「春」にかけてが最もおすすめのポイントです。

  • 特徴 : 「におの浜」と並んで冬のデカバス聖地として知られており、足元から水深があるため、遠投しなくても冬を越すビッグバスが回遊してくる一級スポットです。
  • ポイント
    • 急深なブレイク: 岸から少し投げただけで水深がガクンと深くなる「かけ上がり」が近接しています。北湖から南湖へ移動するバスのメインストリートになっており、回遊するビッグバスを狙い撃ちできます。
    • ハードボトム: 底質が砂利や石で硬く、バスが産卵場所として好む条件が揃っています。
    • 足場: 石積みが続いており、特に冬場は凍結や濡れた石で滑りやすいため、足元には十分注意してください。
  • おすすめルアー・リグ
    • メタルバイブ(デプス サーキットバイブなど)
      冬のアクティバ裏での必須アイテムです。岸から数メートルの場所にあるブレイクの斜面を、ショートリフト&フォールで刻みます。冬の冷たい水の中でじっとしているバスの目の前で跳ねさせ、リアクション(反射食い)を誘発させます。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      石積みの隙間や、ブレイクの底にある沈みものに対してじっくり落とし込みます。プレッシャーが高いエリアですが、ボトムで「ステイ(放置)」を長く取ることで、警戒心の強い北湖クオリティのバスを攻略できます。
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      少し沖にあるウィードのパッチ(塊)や、地形の変化を遠投で探ります。プレッシャーが届かない距離のバスを、ノーシンカー状態で漂わせるワームで誘い出せる最強のリグです。

⑭ カネカ裏

南湖西岸でも屈指の「冬から春」にかけてが最もおすすめな超メジャーポイントです。

  • 特徴 : 岸からすぐの場所に急激なかけ上がり(ブレイク)があり、さらに「北湖のクリアな水」と「南湖の濁った水」がぶつかり合うエリアのため、コンディションの良い大型個体が年中回遊してきます。
  • ポイント
    • 取水塔(V3): 沖にある取水塔は、このエリア最大のストラクチャーです。塔の周りや、そこへ続く配管(沈みもの)にバスが付きます。
    • ミオ筋とハードボトム: 船が通るための深い道(ミオ筋)や、底質が硬い場所(ハードボトム)が点在しており、バスのコンタクトポイントになっています。
    • 急深な地形: アクティバ裏と同様に、岸から少し沖で水深が深くなるブレイク(かけ上がり)があり、おかっぱりからでもディープ(深場)に近い場所を攻められます。 
  • おすすめのルアー・リグ
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      カネカ裏の攻略には欠かせないリグです。岸から数メートルの場所にあるブレイクの斜面や、沈んでいる石積みの隙間にじっくり落とし込みます。ボトムで「ステイ(放置)」を長く取ることで、警戒心の強い北湖クオリティのバスに口を使わせます。
    • メタルバイブ(デプス サーキットバイブなど)
      真冬の定番です。足元の深いブレイクをショートリフト&フォールで刻みます。寒さで動けないバスの目の前で跳ねさせ、反射的に口を使わせるリアクションの釣りで実績が高いです。
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      少し沖にあるウィードのパッチ(塊)や、地形の変化を遠投で探ります。プレッシャーが届かない距離にいる回遊バスを、ノーシンカー状態で漂わせるワームで誘い出せる最強のリグです。

⑮ 坂本城跡公園・石積みエリア

南湖西岸の中でも非常に安定感のあるポイントで、四季の中では「冬」から「春」にかけてが最もおすすめです。

  • 特徴: かつての水城(坂本城)の石垣が湖底に沈んでおり、非常に複雑な「石のストラクチャー(障害物)」が形成されています。石は太陽光で温まりやすく、冬から春にかけての低い水温期でもバスの活性が上がりやすいのが特徴です。
  • ポイント:  12月から2月は、冷たい風を背後の比叡山が遮ってくれるため、湖面が比較的穏やかで水温が安定しやすいのが利点です。石積みの深い側やブレイクの肩(斜面の始まり)にバスが居着きやすく、メタルバイブなどで丁寧に探れば、冬でも貴重な1匹に出会える確率が高いエリアです。
  • おすすめルアー・リグ
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      坂本城跡公園の沈んだ石垣の隙間をダイレクトに狙うための最強リグです。根がかりを回避しながらボトムをじっくり転がし、石に当たったら「ステイ(放置)」させることで、警戒心の強い居着きのデカバスに口を使わせます。
    • メタルバイブ(デプス サーキットバイブなど)
      冬から早春にかけて、石積みの少し先にあるブレイク(斜面)を狙う際の必須アイテムです。リフト&フォールのリアクションで、寒さで動けないバスの反射食いを誘発させます。
    • シャッド / ミノー
      春先、石積みの真上をタイトに通して誘います。石にコンタクトさせてから一瞬ポーズを入れる「ハングオフ」のアクションが、産卵前の攻撃的なバスに非常に効果的です。

⑯ 唐崎(からさき)神社

南湖西岸でも特に季節の進行が早いエリアとして知られており、四季の中では「春」が圧倒的に、そして「冬」もかなりおすすめなポイントです。

  • 特徴: 神社が湖に突き出した岬のような地形をしており、周囲に砂利や石が混じる「ハードボトム(硬い底)」の浅場が広がっています。この地形はバスにとって絶好の産卵場所となるため、春には驚くほど大きな個体が接岸します。
  • ポイント: 冬は近くに深い越冬場がないため数は出にくいですが、ハードボトムは太陽光で温まりやすいため、暖かい日の昼下がりにシャローへエサを食べに来る「冬のモンスター」を狙う一発勝負の場になります。
  • おすすめルアー・リグ
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      唐崎神社周辺の攻略には欠かせないリグです。岬の先端から沖に向かって大遠投し、砂利が盛り上がっている場所やウィードの境目をズルズルと引くのが王道です。プレッシャーのかかったデカバスも、ノーシンカー状態で漂うワームには口を使います。
    • ジャークベイト(メガバス ワンテンなど)
      早春、石畳の上をトリッキーな動きで誘うのに適しています。ピタッと止まるサスペンドタイプを使い、ポーズ(停止)で「食わせの間」を作ると、産卵前の攻撃的なバスに非常に効果的です。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      石積みの隙間やハードボトムの上を転がすように使います。ボトムで「ステイ(放置)」を長く取ることで、警戒心の強い居着きのデカバスを攻略できます。

⑰ 自衛隊裏・柳が崎湖畔公園

南湖の中でも水深が深く、「冬」から「春」にかけてが最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 自衛隊裏は水深があるため、冬の間も水温が安定しやすく、バスが居着きやすいのが特徴です。
  • 攻略: 柳が崎周辺はウィード(水草)が豊富に生えるため、夏場はバスの隠れ家になります。ただし、水通しが良い場所を選ばないと水温上昇で活性が下がるため、朝夕のマズメ時を狙うのがセオリーです。
  • おすすめルアー・リグ
    • メタルバイブ / バイブレーション
      冬の定番です。自衛隊裏の深場をリフト&フォールで攻めることで、低活性なバスのリアクションバイトを誘発します。
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      沖のブレイク(斜面)を遠投で狙う際の必須リグです。特に柳が崎の広い砂浜エリアから、ウィードの塊や地形の変化をじっくり探るのに適しています。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      自衛隊裏の沈み根や柳川河口周辺で、ボトムを転がすように使います。プレッシャーが高いエリアですが、じっくり見せることで警戒心の強いデカバスを誘い出せます

⑱ 大津港・なぎさ公園(打出の浜~サンシャインビーチ)

足場が非常に良く、南湖の中でも水深がしっかりあるため、「冬」と「春」が最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 護岸沿いが深く掘られていたり、沖に大きなブレイク(斜面)があったりするため、水温が安定しやすく、冬を越すバスが集まりやすいのが最大の特徴です。
  • おすすめルアー・リグ
    • メタルバイブ(サーキットバイブなど)
      冬の必須アイテムです。遠投してボトムをリフト&フォールさせることで、寒さで動けないバスの反射食いを誘います。
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      なぎさ公園から沖のウィードエッジやブレイクを狙うのに最適です。飛距離が出るため、プレッシャーの届かない沖の個体を狙えます。
    • シャッド / ミノー
      春先、護岸沿いの石積みに寄っているバスに対して、壁際をタイトに通して誘います。根がかりに注意しながら、ゆっくり巻くのがコツです。

⑲ におの浜(におのはま)~全バスアングラーの聖地~

琵琶湖南湖で最も有名な「冬の聖地」であり、四季の中で圧倒的に「冬」から「春先」にかけてが最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 言わずと知れた超メジャーポイント。休日は数メートル間隔で人が並びます。
  • 地形: 岸から近い距離に急なかけ上がり(ブレイク)があり、さらに温排水が流れ込む場所があるため、水温が下がる時期でもベイトフィッシュとバスが密集します。
  • 攻略: 夏もバスは居ますが、ウィード(水草)が水面まで生い茂り、釣りが非常にしにくくなります。
  • おすすめルアー・リグ
    • メタルバイブ(デプス サーキットバイブなど)
      におの浜の冬の代名詞です。遠投してボトムまで沈め、ショートリフト&フォールで誘います。寒さでじっとしているバスの目の前で跳ねさせ、反射的に口を使わせる冬の必勝法です。
    • バイブレーション(ジャッカル TNシリーズなど)
      遠投性能が高く、広範囲のボトムを効率よく探れます。特に春先、ウィードが伸び始める前にボトムを叩きながら巻いてくるのが効果的です。
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      沖の深い場所にいるやる気のあるバスを、ワームで繊細に誘うのに適しています。飛距離が出るため、岸から届かない沖のブレイクを直撃できます。

⑳ 膳所(ぜぜ)城跡公園

南湖の中でも「地形変化」と「障害物」が非常に豊富なポイントで、四季の中でも「春」と「初夏」が最もおすすめです。

  • 特徴: 南湖の東岸よりも水温の上昇が安定しやすいため、春の早い段階から期待が持てる一級ポイントです。
  • 地形: かつてのお城の石垣が湖底に沈んでいたり、大きな取水塔があったりと、バスが寄り付く要素が凝縮されています。
  • おすすめルアー・リグ
    • スピナーベイト / クランクベイト
      膳所城跡公園の湖底には沈んだ石垣やゴロタ石が多いため、根がかりを回避しながら広範囲を探れるルアーが活躍します。春に石垣の上をゆっくり巻くのが非常に効果的です。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      取水塔の脚周りや、沈んでいる大きな石の隙間をじっくり攻めるのに最適です。プレッシャーが高いエリアですが、ピンポイントで丁寧に落とすと、潜んでいるデカバスを引っ張り出せます。
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      公園内から沖へ遠投し、沖に点在するパッチ(塊)状のウィードを狙います。足場から離れた場所にいる警戒心の薄い個体を狙うのに適した仕掛けです。

㉑ 粟津・晴嵐(あわづ・せいらん)周辺

南湖の最南端に近いエリアで、「春」から「初夏」にかけてが最もおすすめのポイントです。

  • 特徴: 広大なシャロー(浅場)とウィード(水草)が広がる、南湖らしい「マッディ・シャロー」な特性を持っています。
  • おすすめルアー・リグ
    • スイムジグ / チャターベイト
      粟津エリアの広大なウィードエリアを、効率よくスピーディーに探るのに最適です。春の「ウィードのツラ(上部)」をかすめるように巻いてくると、下からデカバスが突き上げてきます。
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      沖のウィードの塊(パッチ)や、地形がわずかに変化している場所を遠投で狙います。プレッシャーがかかった状況でも、ワームで繊細に誘えるため非常に有効なリグです。
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      初夏から夏にかけて、濃くなったウィードの隙間やエッジに落とし込みます。ボトムでじっくり見せることで、警戒心の強い居着きのバスに口を使わせることができます。

㉒ 瀬田川洗堰(あらいぜき)周辺

琵琶湖から流れ出す唯一の河川の起点であり、「夏」から「秋」にかけてが最もおすすめのポイントです。

  • 重要: 洗堰の直上・直下は立ち入り禁止・釣り禁止区域があります。必ず現地の看板、ブイの位置を確認し、禁止エリアには絶対に立ち入らないでください。
  • 特徴: 南湖の出口にあたり、常に強い「カレント(流れ)」が発生しています。水が動くことで酸素量が多く、ベイトフィッシュも豊富に集まるため、琵琶湖本湖が水温上昇で厳しくなる時期ほど、バスの活性が高まる傾向にあります。
  • おすすめルアー・リグ
    • 高比重ワームのノーシンカー(カバースキャットなど)
      瀬田川の強い流れに負けず、ボトム(底)を転がすように使います。岩の隙間や段差に潜むデカバスに対して、ドリフト(流す釣り)を交えながらアプローチするのが非常に効果的です。
    • スピナーベイト / チャターベイト
      流れの中を力強く泳がせて、ベイトを追っているやる気のあるバスを狙います。ブレードの振動で濁りの中でも存在感をアピールできるため、放流量が増えたタイミングなどで威力を発揮します。
    • ヘビキャロ(ヘビーキャロライナリグ)
      沖の流れの筋や、沈んでいる大きな石の周りを遠投で探ります。シンカーの重さを利用して、しっかりとボトムを取りながら流していく釣りが定石です。

まとめ:南湖は「足」で釣れ!

重要なのは「粘る」ことではなく「見切る」こと。 今回紹介したポイントは膨大です。1箇所で粘るより、車や自転車でどんどん移動し、活性の高いバスを探してください。

最後に皆様にお願いです。

釣り禁止エリアへの侵入、違法駐車、ゴミのポイ捨ては絶対にやめてください。
特に「駐車禁止」の場所への駐車は、近隣住民の方への迷惑となり、釣り場閉鎖に直結します。必ずコインパーキングや指定の駐車場を利用してください。

また、滋賀県条例によりリリース(再放流)は禁止です。釣った外来魚は必ず外来魚回収ボックスへ入れるか、締めてから持ち帰るようにしてください。
※生きたまま持ち帰るのは違法です。

ルールを守って、いつまでもこの素晴らしい琵琶湖で釣りができるよう、協力をお願いします。

さあ、まだ見ぬポイントへ冒険に出かけましょう!

タイトルとURLをコピーしました