
みなさん、こんにちは!
夏の釣りと言えば…?
「夏はバス釣りのトップウォーターが最高!」もちろんそうです。 「海でショアジギングも熱い!」それも間違いない。
でも、日本の夏、「清流に立ち込んで、涼みながら、スイカの香りがする美しい魚と戯れる」……そんな最高の遊びがあることをご存知ですか?
今回は、今釣り業界で熱い視線を浴びているジャンル、「アユイング(鮎ルアー)」について徹底解説します!
「鮎釣りって、あの長い竿を使う難しいやつでしょ?」と思ったあなた。 違います。普段使っているルアーロッドで、手軽に鮎は釣れるんです。
そもそも「アユイング」って何?
アユイングとは、生きた鮎をオトリにする伝統的な「友釣り」の代わりに、「鮎の形をしたルアー」を使って鮎を釣るメソッドのことです。
鮎は石についた苔を食べる魚ですが、自分のエサ場(ナワバリ)に入ってきた他の鮎を体当たりで追い払おうとする習性があります。 この習性を利用し、ルアーをナワバリに侵入させ、体当たりしてきた鮎を針に掛ける。これがアユイングの仕組みです。
ここが面白い!アユイングの魅力
- 道具が手軽:バス釣りやトラウト、ライトソルトのタックルが流用可能!
- ゲーム性が高い:流れを読み、ルアーをどう「留める」か。バス釣りに通じる戦略性があります。
- とにかく美味しい:釣った鮎の塩焼きは絶品。ビールとの相性が犯罪的です。
【最重要】始める前に絶対に確認すべき「ルール」
道具の話をする前に、これだけは絶対に聞いてください。 鮎釣りには、厳格なルールがあります。
- 「遊漁券」が必ず必要です 鮎は漁協が放流・管理している魚です。川で釣りをするには、必ず現地の漁協や釣具店、コンビニで「遊漁券(日釣り券・年券)」を購入してください。
- 「リール竿(ルアー)」がOKな川か確認する 全ての川でアユイングができるわけではありません。「友釣り専用区」ではルアー禁止の場合が多いです。必ず「アユルアー・リール竿使用可」の区間がある河川を選んでください。
ここを守らないと密漁になってしまいます。釣り人としてのマナー、いや「義務」として必ず守りましょう!
アユイングのタックル(道具)選び
ここからは楽しい道具選びの時間です! アユイング専用ロッドも各社から出ていますが、最初は手持ちのトラウトロッドやバスのベイトフィネスロッド、アジングロッドでも代用可能です。
目安としては「8フィート前後のL(ライト)~UL(ウルトラライト)クラス」が使いやすいです。
では、メーカー別にオススメのセッティングを紹介します!
1. ダイワ派(アユイングのパイオニア!)
ダイワは「AYUING」というブランドを立ち上げ、このジャンルを切り開いた先駆者です。専用設計の安心感が違います。
- ロッド: ダイワ アユイング X 90MLB-S
- ソリッドティップ搭載で、鮎のじゃれつくようなアタリを弾きません。入門にはこれ一択!
- リール: ダイワ レガリス LT2000S-P
- 初心者に圧倒的おすすめ。この価格で「AIRDRIVE DESIGN」搭載は反則級。軽くて巻き出しも軽いので、繊細な流れを感じ取れます。
2. シマノ派(ライトゲームの技術を流用!)
シマノ派の方は、アジングやトラウトの最高峰技術を応用しましょう。感度重視で掛けていくスタイルが面白い!
- ロッド: シマノ ソアレ XR (S76UL-Sなど)
- 本来はメバル・アジ用ですが、繊細なティップと強いバットはアユイングに流用可能。流れの変化を敏感に感じ取れます。
- リール: シマノ ヴァンフォード C2000SHG
- 軽さは正義。一日中ロッドを操作しても疲れません。
アユイング必携ルアー3選
ロッドやリールが決まったら、次は主役のルアーです。 バス用ミノーでも釣れますが、やはり「専用ルアー」の釣果は別格。底石にコンタクトしても根掛かりしにくく、自動ハリス止めがついているので手返しも良いです。
迷ったらこの3つから選んでください!
1. 王道のパイオニア【ダイワ アユイングミノー 94SF】
- 特徴: 誰もが認める基本のルアー。「SF(スローフローティング)」設定で、根掛かりを回避しつつ、絶妙なレンジをキープします。
- おすすめポイント: 後ろのアイに「自動ハリス止め」が標準装備。イカリ針をワンタッチで交換できるのが本当に便利!まずはこれから始めましょう。
2. 底を攻めるならこれ【パームス エスケード】
- 特徴: 特徴的なリップ形状で、川底の石を舐めるようにトレースできます。
- おすすめポイント: 流れが速い場所や水深がある場所でも浮き上がりにくい。他のルアーで反応がない時、一段下のレンジを入れると一発で掛かることがあります。
3. ナチュラルな動きで誘う【ジャッカル オトリミノー】
- 特徴: バス釣りでお馴染みジャッカルのジョイント(連結)ミノー。
- おすすめポイント: ジョイントボディならではの艶めかしい動きが、スレた鮎に効きます。ただ巻きでもしっかり泳ぐので、初心者でも扱いやすいのが魅力。
必要な装備とラインシステム
竿とリール以外に準備するもの。ここをケチると釣果に直結します!
- ライン(道糸): PEライン 0.4号~0.6号
- 流れの抵抗を受けないよう、細めのPEが必須です。
- リーダー: フロロカーボン 3号~5号(約1m)
- 岩に擦れるので、少し太めを使います。
- 偏光グラス: 必須です!
- 石についている「ハミ跡(鮎が苔を食べた跡)」を見つけるのが釣果への近道。水中の石が黒光りしている場所を探しましょう。
- 服装:
- 夏場なら、水着にラッシュガード、その上にゲーター(足の保護)とフェルトシューズが基本スタイル。
- 苔のついた石はツルツル滑ります。絶対にスニーカーやサンダルで川に入らないでください!命に関わります。
いざ実釣!アユイングの釣り方(アクション)
釣り方はシンプルですが奥が深いです。
- ポイント選定
- 流れがあり、底石が黒っぽく磨かれている場所(鮎がいる証拠)を探します。
- キャスト&ドリフト
- 川の上流側ではなく、対岸~やや下流側(ダウンクロス)に投げます。
- ここが重要! むやみに巻かないこと。川の流れを受けてルアーがブルブルと動く位置で「止める」イメージです。
- 誘い
- 竿をゆっくりあおったり、少し送り込んだりして、ナワバリを持っている鮎をイライラさせます。
- フッキング
- 「ガガガッ!」という強烈な衝撃が来ます。これが鮎のアタリ!
- 早合わせは禁物。ロッドの弾力を使って乗せるようにフッキングしましょう。
初めてアユイングで掛けた時、その小さな体からは想像できない「金属的」な衝撃に震えました。バスの「コンッ」という吸い込みバイトとは全く違う、魚体全体でぶつかってくる野生のエネルギー。あれは一度味わうと病みつきになりますよ。
まとめ:今年の夏は川へ行こう!
アユイングは、装備さえ整えれば誰でも手軽に、日本の夏の風物詩を楽しめる素晴らしい釣りです。
今回のポイントおさらい:
- 必ず「遊漁券」を買い、「ルアーOK」の川で釣る。
- タックルは手持ちのライトソルト/ベイトフィネスで代用OK。
- 石の色を見て、流れの中でルアーを「留める」。
さあ、次の週末は川の地図を広げてみませんか? 冷たい水に足を浸して、銀色の魚体を追いかける夏。最高ですよ!



