春エギングで釣るためのおすすめエギ厳選

春エギングで釣るためのおすすめエギ厳選

みなさん、こんにちは!

厳しい寒さも和らぎ、桜の開花予想が聞こえてくるようになると、私たちエギンガーの血は騒ぎ始めますよね。そう、待ちに待った「春エギング」のシーズンの到来です!

秋の数釣りとは打って変わり、春は「キロアップ(1kg以上の大型)」、時には2kg、3kgといったモンスタークラスのアオリイカが狙える、夢とロマンが詰まった季節です。しかし、「春イカは難しい」「何回行ってもボウズだ…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

実は、春イカを攻略するための最大の鍵は「エギの選択」「春イカの生態理解」にあります。秋と同じ感覚で適当なエギをシャクっていても、警戒心の強い春の親イカは決して抱いてくれません。

  1. 1. 春イカ(アオリイカ)の生態と特徴を深く理解しよう
    1. 産卵のために浅場(シャロー)へ接岸する
    2. 警戒心がMAX!神経質な「親イカ」
    3. 捕食より「テリトリー防衛」と「産卵」
  2. 2. 春エギングにおけるエギの選び方:4つの絶対条件
    1. 条件①:サイズは「3.5号」が絶対的な基本!
    2. 条件②:沈下速度は「シャロー」か「スーパーシャロー」を!
    3. 条件③:フォール姿勢の「安定性」が命!
    4. 条件④:春を制する「カラー選び」の黄金法則
  3. 3. 春エギングで絶対に外せない!買うべきエギ厳選トップ4
    1. ① 【YAMASHITA (ヤマシタ) エギ王K シャロー / スーパーシャロー 3.5号】
    2. ② 【DAIWA (ダイワ) エメラルダス ピーク TypeS (シャロー) 3.5号】
    3. ③ 【SHIMANO (シマノ) セフィア クリンチ フラッシュブースト 3.5号 シャロー】
    4. ④ 【DAIWA (ダイワ) エメラルダス アモラスジョイント タイプS 3.5号】
    5. ⑤ 【ついで買い推奨小物:DAIWA (ダイワ) EGスナップ】
  4. 4. 春エギングで釣果を伸ばすための必須テクニック
    1. 釣れる時間帯と潮回り:春は「夕マズメ〜夜」と「大潮の後」を狙え!
    2. 「藻場」の探し方:偏光グラスは絶対にケチらない!
    3. アクション:秋のように激しくシャクらない!「ゆったり・大きく」
    4. ラインメンディング:アタリは糸で取る!
  5. まとめ:春のシーズンは短い!準備はお早めに

1. 春イカ(アオリイカ)の生態と特徴を深く理解しよう

エギを選ぶ前に、まずは私たちが相手にする「春のアオリイカ」がどんな状態なのかを知る必要があります。

産卵のために浅場(シャロー)へ接岸する

春(水温が15度〜16度を超え始める頃)、深場にいた大型のアオリイカは、産卵のために海藻(ホンダワラやアマモなど)が繁茂する浅場(シャローエリア)へと接岸してきます。これが春エギングのメインステージが「藻場(もば)」になる理由です。

警戒心がMAX!神経質な「親イカ」

春のイカは、秋に生まれた子イカとは違い、厳しい冬を生き抜いてきた百戦錬磨の個体です。さらに産卵行動を控えているため、非常に神経質で警戒心が高くなっています。無駄に激しいダート(左右への素早い動き)や、不自然なフォール(沈下姿勢)を見せると、一瞬でスレて(警戒して)逃げてしまいます。

捕食より「テリトリー防衛」と「産卵」

春イカももちろんエサを食べますが、秋ほどガツガツしていません。むしろ、自分の縄張りに侵入してきた邪魔者を排除しようとしてエギにアタックしてくることも多いのです。そのため、エギを「美味しそうなエサ」として見せるだけでなく、「邪魔な侵入者」としてゆっくり見せつける(=滞空時間の長いフォール)ことが極めて重要になります。

※ちなみに、春はボトム(海底)をネチネチとズル引きしていると、コウイカ(スミイカ)がよく釣れます。アオリイカが釣れない時の嬉しいゲストですが、コウイカ狙いの場合はボトムステイ(海底で止める)時間を長めに取るのがコツです!

2. 春エギングにおけるエギの選び方:4つの絶対条件

春イカの生態を踏まえた上で、春エギングで使うべきエギの選び方を4つのポイントで解説します。ここを間違えると、春イカに出会える確率はガクッと下がります。

条件①:サイズは「3.5号」が絶対的な基本!

春エギングでは、3.5号(約20g前後)が標準サイズです。 なぜなら、春のイカは大型化しているため、小さなエギではアピール不足になるからです。また、強風が吹きやすい春先の天候でも、3.5号の重さがあればしっかりと飛距離を出し、海中の狙ったポイントまでエギを届けることができます。

「3.5号だと大きすぎてイカがビビるのでは?」と心配する方もいますが、キロアップのイカにとって3.5号のエギは一口サイズです。まずは迷わず3.5号をメインに揃えてください。

条件②:沈下速度は「シャロー」か「スーパーシャロー」を!

ここが春エギングで一番重要なポイントです。絶対に覚えてください。 春のポイントは水深が浅く、さらに海藻がジャングルのように生い茂る「藻場」です。ノーマルタイプのエギ(沈下速度が約3秒/m)を使うと、あっという間に沈んで海藻に引っ掛かり(根掛かり)、エギをロストするだけで全く釣りになりません。

そこで必須となるのが、ゆっくり沈む「シャロータイプ(約6秒/m)」や、さらにゆっくり沈む「スーパーシャロータイプ(約8秒/m)」です。 これらを使うことで、海藻の上のわずかな隙間(藻面)を、長い時間イカにエギを見せつけながら(ロングフォール)誘うことができます。

【おすすめの買い方】 まずはベースとしてシャロータイプを2本(昼用・夜用)、そしてドシャロー(極端に浅い場所)や藻が水面ギリギリまで伸びている場所の切り札としてスーパーシャロータイプを1本、合計3本を用意するのが最も失敗のない買い方です。

条件③:フォール姿勢の「安定性」が命!

先ほど述べたように、春イカは警戒心が非常に強いです。フォール中に風や波の影響でエギがブレたり、不自然に頭上がり/下がりになったりすると、イカは絶対に見切ります。 最新のエギは各社ともフォール姿勢の安定に力を入れています。後述する【ヤマシタ エギ王K】のように、スタビライザー(ヒレ)が付いていてピタッと安定して沈むエギが、春には最強の武器になります。

条件④:春を制する「カラー選び」の黄金法則

カラーバリエーションは無数にありますが、春はこの3つのパターンを押さえておけば間違いありません。

  1. 朝夕マズメ・夜間・藻場用(赤テープ・緑系): 春の夜釣りや薄暗い時間帯は、シルエットがはっきりと出る「赤テープ(下地が赤色)」が圧倒的に強いです。また、藻場に溶け込みつつシルエットを出す「グリーン系」のボディとの組み合わせは春の最強カラーです。
  2. 日中・澄み潮用(ケイムラ系): 紫外線に反応して青白く光る「ケイムラ(蛍光紫)」は、日中のアピールに最適。カラーはナチュラル系やクリア系がスレた春イカに効きます。
  3. 濁り潮・高活性用(ピンク・オレンジ系): 春一番などで海が濁っている時は、イカにエギを見つけてもらうために視認性の高い「ピンク」や「オレンジ」のベースカラーが必要です。

3. 春エギングで絶対に外せない!買うべきエギ厳選トップ4

それでは、おすすめエギを具体的に紹介していきます! ここで紹介する春の定番エギ・人気カラーは、シーズン突入時には無くなっている可能性があります。 在庫のある内にポチっておきましょう。

① 【YAMASHITA (ヤマシタ) エギ王K シャロー / スーパーシャロー 3.5号】

〜春エギングの絶対的王者。これを買わずに何を投げるのか〜

もはや説明不要。春エギングと言えばこれです。とにかく一番最初にカートに入れるべき、オーソドックスかつ最強のルアーです。 最大の特徴は、テール下部にある「ハイドロフィン」。これが船の舵のような役割を果たし、風や波があるタフな春の海でも、ブレることなく極めて安定したフォール姿勢を維持します。警戒心の塊である春の親イカを抱かせる能力は、全エギの中でトップクラスです。

【おすすめカラー】

  • 《軍艦グリーン(赤テープ)》: 過去から現在に至るまで、春エギングにおいて伝説の超人気カラー。 夜間から朝マズメ、そして藻場の攻略において、信じられないほどの釣果を叩き出します。
  • 《ムラムラチェリー(ケイムラ)》: 日中の澄み潮ならこれ。ピンクの視認性の良さとケイムラの妖しい光で、遠くからでもイカを寄せてきます。軍艦グリーンとセットで必ず持っておきたい一本。

② 【DAIWA (ダイワ) エメラルダス ピーク TypeS (シャロー) 3.5号】

〜圧倒的な飛距離とキレのあるダートで広範囲のシャローを撃つ!〜

エギ王Kが「静(安定したフォール)」なら、こちらは「動(キレのあるダート)」に優れています。 シャロータイプでありながら空気抵抗を計算し尽くされたボディ形状により、強風下でも驚くほどの飛距離が出ます。広範囲の藻場をテンポよく探り、やる気のあるイカを効率よく拾っていく釣りに最適です。フォール姿勢も非常に美しく、エギ王Kと並ぶ春のメインウェポンです。

【おすすめカラー】

  • 《ケイムラ-パラキートシダー》: Type Sのラインナップに存在する、春の藻場攻略ドンピシャのカラー!緑の海藻帯に馴染みつつ、ケイムラ発光でイカにだけ強烈にアピールします。日中のシャローエリアでは欠かせません。
  • 《赤-ブラウンエビ》: 春の夜釣りやマズメ時、シルエットをくっきり出したい時に必須の赤テープ仕様。警戒心を与えにくいエビ柄で、確実に抱かせにいく食わせのカラーです。

③ 【SHIMANO (シマノ) セフィア クリンチ フラッシュブースト 3.5号 シャロー】

〜止めていても誘い続ける、光の魔法でスレイカを狂わせる〜

エギのボディ内部にスプリングで反射板を吊るした「フラッシュブースト」機構を搭載。 春エギングでは「フォール(沈ませる)」だけでなく、海底や藻の上で「ステイ(止める)」させる時間も重要です。このエギは、海底で止めている間も、波のわずかな揺れで内部の反射板がキラキラと光り続け、イカにアピールし続けます。「シャクって疲れたから放置してたら、いつの間にか抱いていた」というオートマチックな奇跡を何度も起こしてくれる魔法のエギです。

【おすすめカラー】

  • 《ハロウィンエビ》: 日中のシャローエリアで最も汎用性が高いナチュラル&アピールカラー。迷ったらこれです。
  • 《モテモテピンク》: ド定番のピンクにフラッシュブーストの乱反射がプラスされ、マズメ時や少し濁りが入った状況で強烈な存在感を発揮します。

④ 【DAIWA (ダイワ) エメラルダス アモラスジョイント タイプS 3.5号】

〜縦の動きで魅せる「最終兵器」のジョイントエギ〜

2024年の登場以来、現在でも品薄が続くことがあるダイワの革命的ルアー。エギのボディが2つのパーツに分かれている(ジョイントされている)のが最大の特徴です。従来のエギの単調な動きを見飽きた「スレきった春の親イカ」に対して、艶めかしいクネクネとした縦の動きで強烈にスイッチを入れることができます。 反応がない時の「ジョーカー(切り札)」として、タックルボックスに必ず1つは忍ばせておきたい最新鋭のエギです。

⑤ 【ついで買い推奨小物:DAIWA (ダイワ) EGスナップ】

〜高いエギの性能を100%引き出す、安価で最も重要なパーツ〜

エギを買うついでに、絶対に一緒に買っておいてほしいのが「専用スナップ」です! ルアー用の細長いスナップを使うと、エギの自然なダートやフォール姿勢を殺してしまいます。エギングには、アイ(結び目)の可動域が広く、エギの自由な動きを妨げない「ラウンド形状」のスナップを必ず使ってください。 【ダイワ EGスナップ】は非常に安価で手に入りやすく、強度も抜群。春の2kgクラスのモンスターが相手なら「Mサイズ」がベストです。これを使うか使わないかで、エギのポテンシャルが全く変わります!

4. 春エギングで釣果を伸ばすための必須テクニック

最高のエギを手に入れたら、次はそれを現場でどう使うかです。読者の皆様が迷わないよう、実践的なテクニックと「狙うべきタイミング」をお伝えします。

釣れる時間帯と潮回り:春は「夕マズメ〜夜」と「大潮の後」を狙え!

春の親イカは警戒心が強いため、真昼間のドピーカン(快晴)よりも、光量が落ちてイカが動きやすくなる「夕マズメから夜間」にかけてが圧倒的に有利です。この時間帯に赤テープのエギ(エギ王Kの軍艦グリーンなど)を投げるのが春の王道です。 また、潮回りは潮が大きく動く「大潮」「中潮」が良いとされますが、春に限っては「大潮のあとの中潮〜小潮」にかけて、潮の動きが少し落ち着いたタイミングで浅場の藻場にイカがステイしやすく、釣りやすい傾向があります。

「藻場」の探し方:偏光グラスは絶対にケチらない!

春イカは藻に産卵するため、とにかく「海藻」がある場所がポイントです。堤防や磯から海を見て、黒っぽく変色して見える場所が藻場です。 ここで絶対に必要になるのが「偏光グラス」。水面のギラつきを抑えてくれるため、海中の藻の切れ目や、エギの後ろをついてくるイカの姿(チェイス)が劇的に見やすくなります。「エギを海藻に引っ掛けない」ためにも、安いものでも良いので必ず用意してください。

アクション:秋のように激しくシャクらない!「ゆったり・大きく」

秋の子イカ相手には「ビシッ!バシッ!」と激しい連続ダートが有効ですが、春にこれをやると警戒心の強い親イカは逃げます。 春のアクションは「ゆったり、大きく」が基本です。 竿を大きく煽ってエギを跳ね上げ、その後の「長めのフォール(沈下)」でじっくり見せます。イメージとしては「3回ゆったりシャクって、10〜15秒長めにフォール(沈める)」の繰り返しです。シャローエギの沈む遅さを最大限に活かしましょう。

ラインメンディング:アタリは糸で取る!

春エギングは風が強い日が多く、またシャローエギはゆっくり沈むため、ライン(糸)がたるみやすくなります。 エギが着水したら、リールのベールを戻して余分な糸フケを取り、水面から竿先までのラインが「緩やかなカーブ」を描くように保ちます(テンションフォール)。 イカがエギを抱くと、このラインが「ピンッ!」と張ったり、「フワッ」と緩んだり、横にスッと動いたりします。手元に「ドンッ!」と来るアタリは稀です。ラインのわずかな違和感はすべてアワセる(竿を鋭く煽って針掛かりさせる)つもりで全集中してください。

なお、春の藻場攻略では、藻に擦れてラインブレイク(糸切れ)するのを防ぐため、PEラインは少し太めの「0.6号〜0.8号」を使用するのがセオリーです。

まとめ:春のシーズンは短い!準備はお早めに

改めて、春イカ攻略の最重要ポイントをまとめます。

  • 春は「藻場」に集まる警戒心の強い大型(キロアップ)を狙う。
  • エギのサイズは「3.5号」、沈下速度は「シャロータイプ」が絶対条件。
  • 【エギ王K シャロー】や【エメラルダスピーク Type S】など、実績のある専用エギを使う。
  • アクションは「ゆったり大きく」、激しいシャクリは厳禁。

春の大型アオリイカを釣り上げた時の、ドラグが「ジーーーーーッ!」と鳴り響く強烈なジェット噴射の引きは、一度味わったら一生抜け出せないほどの中毒性があります。

しかし、春イカのシーズンは意外と短く、良い状況はすぐに過ぎ去ってしまいます。 「いざ釣り場に行こうと思ったら、釣具屋にシャローエギが全く売っていなかった…」なんて悲劇にならないようにしましょう。

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