
みなさん、こんにちは!
「春はデカバスが釣れる」——。 この言葉に嘘はありませんが、同時に春は「昨日まで爆釣だったのに今日は無反応」という天国と地獄が隣り合わせの季節でもあります。
バスが産卵(スポーニング)のために浅場へ動き出すこの時期、鍵を握るのは「生物学的本能」と「水温のわずかな変化」です。生態学的根拠をベースに、初心者からベテランまでが「春の1匹」にたどり着くためのロードマップを公開します!
1. 春バスの行動原理:なぜ「赤いルアー」が効くのか?
3月、表層水温が10度を超え始めると、深場で冬を越したバスは「コンタクトポイント」と呼ばれる中継地点(岬の先端やブレイクの肩)を経て、シャローへ差し始めます。
この時期、バスは体力を回復させるための「荒食い」と、産卵場所を荒らす外敵への「威嚇」という2つのモードに入ります。特に春に「赤色(レッドカラー)」のルアーが効くのは、脱皮直後のザリガニを模している説だけでなく、バスの攻撃性を極限まで高めるカラーであるという生態学的な側面が強いのです。
2. 三寒四温を味方につける戦略
春の攻略で最も厄介なのが、周期的にやってくる寒の戻りです。
- 「温」の日: 南風が吹いたら大チャンス!ベイトフィッシュ(ワカサギやシラウオ)と共にバスもシャローに押し寄せます。ここではスピナーベイトやジャークベイトなど、強いルアーで勝負しましょう。
- 「寒」の日: 北風が吹いたらバスは一段深い場所へ沈みます。無理にシャローを打たず、コンタクトポイント周辺をネコリグなどで丁寧に探るのが正解です。
大雨の後の冷え込みで周囲が沈黙する中、あえて一段深いブレイクの肩にネコリグを送り込んだところ、モゾッとした春特有の鈍いバイト。上がってきたのはお腹パンパンの50UPでした。この「一段落とす」勇気が春は重要です。
3. 春の「三種の神器」タックル
春の気難しいバスを攻略するために、各メーカーから厳選した最新タックルを紹介します。
① リアクションで仕掛ける「巻きモノ」システム
濁りが入った時や風の吹き始め、バスの威嚇本能を刺激する戦略です。
おすすめ商品:
- アブガルシア:ベルサート G.O.A.T VGC-610M-FM (アブ派の結論。TAF製法による低弾性カーボンが、クランクの振動を鮮明に伝えつつ、貴重なバイトを弾きません)
- シマノ:24 メタニウム DC (春の強風下でもバックラッシュ知らず。低慣性マグナムライトスプールⅢが、軽量プラグの遠投を支えます)
- ダイワ:スティーズ リアルコントロール S61L-SV (究極の操作性。ジグヘッドやシャッドの微細な振動を指先に届けます)
② 中層を漂わせる「喰わせ」のフィネス
コンタクトポイントで足止めを食らっているバスに口を使わせる、春の切り札です。
おすすめ商品:
- アブガルシア:ベルサート G.O.A.T VGS-610MS (高弾性ハードソリッドティップが、ボトムの質感を「色」で感じるレベルに伝えます。ネコリグやヘビダンに最適)
- ダイワ:24 セルテート LT2500 (剛性と軽さの融合。春のデカバスの猛烈な突っ込みも、タフデジギアが余裕で受け止めます)
- シマノ:ストラディック SW ではない方の「23 ストラディック」 (コスパ最強。インフィニティクロス採用で、上位機種に迫る巻き上げ力を実現しています)
4. プリスポーン攻略の盲点:ライン選択とレンジ
春のバスは想像以上に「水面直下」を意識しています。 ボトム(底)を狙いすぎてバスの頭上をルアーが通り過ぎていませんか?
- レンジ: シャローに差した個体には、あえてノーシンカーやシャッドを水面下50cm〜1mで漂わせるのが効果的。
- ライン: 障害物周りを攻めるなら、根ズレに強いフロロカーボン一択。
5. まとめ:あなたが今すぐやるべき「次のアクション」
春のバス釣りは、フィールドに出る前から始まっています。
- 天気予報で「大潮」と「南風」が重なる日をチェックする。
- ルアーボックスに「赤色」のクランクやスピナーベイトを忍ばせる。
- 水温計を用意し、エリアごとに「1度の差」を意識する。
春のデカバスは、あなたのすぐ足元まで来ています。 「コンタクトポイント」を意識して、最高の1匹をキャッチしてください!





