
みなさん、こんにちは!
2026年、シマノのリール市場がとんでもないことになっています。 2025年から2026年にかけて投入された新製品群は、正直言って「性能のインフレ」が起きています。1万円台のリールが数年前のハイエンドの巻き心地を実現していたり、ハイエンド機はもはや「思考と直結する」レベルの感度を手に入れたりしています。
「結局、どれを買えばいいの?」 「最新の26年モデルと、値下がりした名作、どっちがお得?」
そんな悩みを抱える皆さんのために、今回はシマノのバス用リールに完全に特化し、2025〜2026年の新製品から、今なお現役で戦える往年の名機までを徹底比較します。
1. 2026年シマノリールの進化:キーワードは「インフィニティ」と「統合」
個別のリールを見る前に、今のシマノリールを選ぶ上で絶対に知っておくべき技術トレンドがあります。
- インフィニティドライブの標準化: かつてはステラやカルカッタなど最上位機種だけの特権だった、高負荷でも軽く巻ける機構が、エントリーモデル(ナスキー等)にまで降りてきました。
- MGLスプールIII / IVの普及: 「低慣性」で軽い力で飛び出し、バックラッシュしにくいスプールが、DCブレーキと高度に融合しています。
これにより、「安いリールは重くて飛ばない」という常識は2026年に完全に崩壊しました。それを踏まえて、まずはベイトリールから見ていきましょう。
2. 【ベイトリール編】新旧スペック比較と最強の選択
まずは、2025年〜2026年の主力ベイトリールと、比較対象となる名機を一覧表にしました。
■2026年シマノ・ベイトリール スペック&用途一覧
| モデル名 | 自重(g) | スプール径 | ブレーキ | 特徴・用途 | 実勢価格目安 |
| 26 カルカッタコンクエスト DC | 235~ | 34,38mm | I-DC5 | 【巻物の王】 外部ダイヤルのみで完結する最強DC。抵抗の大きいルアーが無重力に。 | 6万円台 |
| 26 カルカッタコンクエスト BFS Ltd | 205 | 29mm | FTB | 【限定生産】 1g台を投げるための極小径スプール。渓流からバスのフィネスまで。 | 6万円台 |
| 26 スコーピオン DC MD | 225 | 38mm | I-DC5 | 【フリースタイル】 太糸・ビッグベイト対応。タフで飛ばせる中級機の決定版。 | 4万円台 |
| 25 アンタレス | 210~ | 37mm | SVS∞ | 【フラッグシップ】 キャストの後半までスムーズに弾道が伸びる遠心ブレーキ、SVS∞(インフィニティ)を搭載。 | 5万円台 |
| 25 アルデバランDC | 150 | 30mm | I-DC5 | 【テクニカルDC】 DCユニットの小型化により小径スプールへのDCブレーキ搭載に成功。 | 4万円台 |
| 24 メタニウム DC | 175~ | 34mm | I-DC5 | 【万能の神】 軽さ、飛び、強さのバランスが完璧。バーサタイルの頂点。 | 4万円台 |
① ハイエンド対決:26カルコンDC vs 24メタニウムDC
【26 カルカッタコンクエスト DC】
今年の目玉です。ついにカルコンDCが「インフィニティドライブ」と最新の「I-DC5」を搭載しました。 何が凄いかと言うと、「巻き感度が異常」です。ディープクランクを引いても、ウィード一本一本に触れた感覚が手に取るように分かります。また、今回のI-DC5はサイドプレートを開けずに外部ダイヤルだけで全ての調整が完了します。 「重くてもいいから、巻物の世界に没入したい」という方は迷わずこれです。
(※2026年4月発売予定のため、リンク先は予約になります)
【対抗馬:24 メタニウム DC】
もしあなたが、「巻きも撃ちも一台でやりたい」なら、迷わず24メタニウムDCを選んでください。26カルコンDCより60g以上軽く、一日中ロッドを振り回しても疲れません。2025年も引き続き、バス釣りの「ど真ん中」に君臨する名作です。
おすすめ理由: 発売から時間が経ち価格も安定。軽さとDCの安心感を両立したいならこれ一択。
② 飛ばし対決:26スコーピオンDC MD vs 25 アンタレス
【26 スコーピオン DC MD】
「モンスタードライブ(MD)」の名を冠したこのリールは、ビッグベイトやヘビーキャロライナリグなど、パワフルな釣りに特化しています。38mm径の大口径スプールは、空気抵抗の大きいルアーでも失速せずに彼方まで運びます。琵琶湖や大規模河川での釣りが多いなら、最高の相棒です。
(※2026年6月発売予定のため、リンク先は予約になります)
【対抗馬:25 アンタレス】
2025年に登場したこのNEWアンタレスは、遠心ブレーキ搭載ベイトキャスティングリールの新たなるフラッグシップです。キャストの後半までスムーズに弾道が伸びる遠心ブレーキ、それを最大限に活かせるスプールサイズを探求し、ラインキャパシティ:ナイロン14lb-100m、径/幅:37/21mmの設計値に辿り着きました。
おすすめ理由: いつかは欲しいこの一台。いつ買っても後悔することは無いでしょう。
③ ベイトフィネスの極致:26カルコンBFS Ltd vs 22アルデバランBFS
【26 カルカッタコンクエスト BFS リミテッド】
丸型リールの剛性感がありながら、スプール径29mmという変態的(褒め言葉)なスペック。所有欲を満たすデザインは言わずもがな、プラッキングのキャストフィールが官能的です。
(※2026年4月発売予定のため、リンク先は予約になります)
【名作対抗馬:22 アルデバラン BFS】
「性能」だけで選ぶなら、実はまだ22アルデバランBFSに分があります。自重130gという圧倒的な軽さは、操作性において絶対的な正義です。最新ではありませんが、ワーム中心のフィネスならアルデバランが現役最強です。
おすすめ理由: 圧倒的軽さ。中古市場でも狙い目ですが、新品で買えるうちに手に入れておくべき名機です。
小型スプール×DCブレーキ
25 アルデバランDC
DCユニットの小型化により小径スプールへのDCブレーキ搭載に成功。立ち上がりの軽い低慣性スプールと、DCブレーキとの相乗効果により軽量ルアーでも低弾道性、遠投性能、対バックラッシュ性能に優れるキャスティングを実現しています。
ブラックバスのみならず、クロダイやライトロックフィッシュなどのソルトゲームにも対応できる汎用性を備えた、新たなテクニカルDC。
3. 【スピニングリール編】価格破壊と専門性の二極化
続いてスピニングリールです。2026年は「ナスキー」の進化が凄まじく、エントリー層の基準が一気に引き上げられました。
■2026年シマノ・スピニングリール スペック&用途一覧
| モデル名 | 自重(g) | ギア | 特徴・用途 | 実勢価格目安 |
| 26 ヴァンキッシュ CE | 140~ | HG/XG | 【競技仕様】 コンペティション・エディション。極限の軽さとレスポンス。 | 6万円台 |
| 26 ナスキー | 170~ | HG/XG | 【価格破壊】 インフィニティドライブ搭載。1万円台で上位機種の巻き心地。 | 1万円台 |
| 26 ネクサーブ | 225~ | HG | 【入門決定版】 デザイン一新。最初の1台として十分な基本性能。 | 5000円〜 |
| 25 コンプレックス XR | 155~ | HG/XG | 【バス専用】 フロロラインのトラブルを激減させる専用設計。 | 2万円台 |
| 25 アルテグラ | 180~ | HG/XG | 【超優良】 エントリーモデルと呼ばせないほど充実した機能。 | 1万円台 |
① クイックレスポンス対決:26ヴァンキッシュCE vs 25コンプレックスXR
【26 ヴァンキッシュ CE (Competition Edition)】
23ヴァンキッシュをベースに、さらに贅肉を削ぎ落とした特化モデル。ハンドルを回した瞬間の「軽さ」は、もはや回している感覚がないほど。ダウンショットリグのシェイクなど、繊細な操作を長時間続けるトーナメンターには必須の機材です。
(※2026年2月発売予定のため、リンク先は予約になります)
【対抗馬:25 コンプレックス XR】
もしあなたが「バス釣りしかしない」のであれば、ヴァンキッシュよりもこちらをおすすめします。ドラグ性能がバスの突っ込みに最適化(ラピッドファイアドラグ等)されており、フロロカーボンラインを使った時のトラブルレス性能が非常に高いです。価格もヴァンキッシュの半額近く、実用性は抜群です。
おすすめ理由: バス専用設計の安心感。「ハイエンドまでは手が出ないけど、妥協したくない」という層にドンピシャです。
② コスパの怪物:26ナスキー vs 25 アルテグラ
【26 ナスキー】
今回一番の衝撃作。これまで上位機種にしかなかった「インフィニティドライブ」「ワンピースベール」「アンチツイストフィン」が搭載されました。 実際に巻いてみると分かりますが、負荷がかかった時の「巻き上げ力」が段違いです。
【対抗馬:25 アルテグラ】
26ナスキーは優秀ですが、こちらは更に圧倒的コスパ。26ナスキーにプラス3000円ほどするだけで、約20g軽くてマイクロモジュールギアⅡまで付いてくる超豪華版。どちらを選ぶかはあなた次第。
とにかく安く始めたい
【26 ネクサーブ】
ナスキーよりも更に安く、でも入門には十分なスペック。
(※2026年5月発売予定のため、リンク先は予約になります)
4. 結論、あなたにおすすめなのはこれ!
情報が多くて迷ってしまった方へ、私の独断と偏見で最終結論を出します。
- 予算無制限、巻き心地で脳汁を出したい人
- 【26 カルカッタコンクエスト DC】 このリールでクランクを巻くだけで、釣れなくても幸せになれます。
- 予算3万円前後、オカッパリで何でも投げたい人
- 【26 スコーピオン DC MD】 (ベイト)
- 【25 コンプレックス XR】 (スピニング) この2台があれば、日本のバス釣りの9割はカバーできます。
- 予算1万円台、コスパ重視で失敗したくない人
- 【26 ナスキー】 予算を抑えていい物が欲しいなら
- 【25 アルテグラ】 ほんの少し予算をプラスできるなら
釣りを始めたての頃の私は「リールなんて糸が巻ければ何でもいい」と思っていました。しかし、最新の高感度リールを使った時、「水中の石にラインが擦れる感覚」まで伝わってきて、釣りの世界が一変しました。 道具の進化は、確実にあなたの釣りの解像度を上げてくれます。
ぜひ、今回紹介したリールの中から、あなたの相棒となる一台を見つけてください。新しいリールを手に入れたら、まず部屋で空回ししてニヤニヤする…それが釣り人の特権です!




