
みなさん、こんにちは!
「せっかく掛かった大物を、糸が解けて逃してしまった…」 「釣り場で結び直すのが面倒で、傷んだラインをそのまま使っている」
そんな経験、ありませんか?(私は昔、これで泣くほど悔しい思いをしました…)
釣り初心者の方が最初にぶつかる壁、それが「ライン(釣り糸)の結び方」です。クリンチノット、パロマーノット、漁師結び…種類が多すぎて何を覚えればいいか分からないですよね。
断言します。まずは「ユニノット」、これだけ覚えてください。
バス釣り、海釣り、淡水釣り、あらゆるジャンルで通用し、「簡単なのに最強クラスに強い」のがユニノットです。今回はこの結び方を、不器用さんでも絶対に失敗しないように徹底解説します!
1.なぜ「ユニノット」が最強なのか?
具体的な結び方の前に、なぜ私がここまでユニノットを推すのか、3つの理由をお伝えします。
- 結束強度が非常に高い:適切に結べば、直線の糸の強度の90%近くを発揮します。
- 滑りやすい糸でも抜けない:最近主流の「フロロカーボン」や「PEライン」のような表面がツルツルした糸でも、構造上ほどけにくいです。
- とにかく覚えやすい:手順が単純で、暗い夜釣りや揺れる船の上でもサッと結べます。
管理人・田んぼの体験談 実は私、始めたての頃は適当な「固結び」で釣りをしていました。ある時、野池で今まで見たこともないような巨大バスがヒットしたんですが、足元で合わせを入れた瞬間に「プツンッ」。 結び目が解けていました。あの時のルアーだけが宙を舞って帰ってきた虚無感…。
2.【実践】ユニノットの結び方・完全ステップガイド
では、実際に結んでいきましょう! ルアー、サルカン(スナップ)、フックのアイ(穴)に糸を通すところからスタートです。
用意するもの
練習する時は、少し太めの糸と大きめの金具(スナップなど)があると分かりやすいです。

ステップ①:アイに糸を通し、折り返す
ルアーや金具のアイ(穴)にラインを通します。通した後、15cm〜20cmくらい余裕を持って引き出してください。 ※ここでケチって短くすると、後で結びにくくなります!
ステップ②:輪っかを作り、糸を通す
通した先端(本線と並行になっている部分)を折り返し、本線と重ねて「輪っか」を作ります。 数字の「6」を描くようなイメージです。
作った輪っかの中に、糸の先端を通します。 そして、本線と輪っかの2本を束ねるように、クルクルと巻き付けていきます。
- 太い糸(ナイロン4号以上など):3〜4回巻き
- 細い糸(アジングやバスなど):4〜5回巻き
回数が多すぎると締め込みにくくなり、少なすぎると強度が落ちます。基本は「4回」と覚えましょう。
ステップ③:ゆっくりと仮締めをし、水で濡らして締め込む
巻き終わったら、先端の糸を少し引っ張ります。すると、クルクル巻いた部分がゴチャっとならずに、綺麗なコイル状(バネのような形)になります。 この時点ではまだ、ルアーのアイまで締め込まず、結び目の形を整えるだけにしてください。
結び目をルアーの方へ移動させて締め込む前に、必ず結び目を唾や水で濡らしてください。
- なぜ濡らすの? 乾いたまま「ギュッ」と締め込むと、摩擦熱が発生し、ラインの強度が極端に低下(摩擦切れ)します。濡らすことで潤滑させ、スムーズに、かつ糸を傷めずに締め込めます。
濡らしたら、本線(リール側の糸)をゆっくり引っ張り、結び目をアイの位置まで移動させ、最後にグッと力を入れて完全に締め込みます。
ステップ④:余分な糸をカットして完成!
最後に、余った先端の糸(ヒゲ)をハサミでカットします。 ギリギリで切るのではなく、2mm〜3mmほど残すのがコツです。魚が引いた時にさらに結び目が締まり、少し糸が出てくることがあるためです。
3.釣果に直結!結び目を守るための「道具選び」
完璧なノットを組むためには、使いやすい道具が必要です。
1. 切れ味抜群のラインカッター
切れ味の悪いハサミでラインを切ると、断面が潰れて糸がほつれる原因になります。特にPEラインを使う方は専用のカッターが必須です。
- 【ダイワ】リガー AS-75F とにかくコンパクトで、ピンオンリールに付けておけば邪魔になりません。フッ素塗装でサビに強く、細かい作業に最適です。
- 【シマノ】パワープライヤー CT-561P ベテランを目指すならコレ。ハサミとしての機能はもちろん、スプリットリングオープナーや、魚の口から針を外すプライヤー機能もついている万能ツール。一本持っておくと釣りが快適になります。
2. コスパ最強の練習用ライン
練習用、そして実釣用として私が常備しているのがこちら。
- 【シーガー(クレハ)】フロロマイスター 「迷ったらこれを買え」と言えるド定番。高品質なフロロカーボンラインなのに、320m巻き(通常の約3倍)で千円台という驚異のコスパ。練習で失敗してもお財布が痛くありません。バス釣りから海釣りまで幅広く使えます。
よくある失敗とQ&A
ユニノットの失敗しないコツをまとめました。
Q. 結んだ後に糸がちりちり(パーマ)になってしまうのですが…
A. 締め込み時の「摩擦熱」が原因です。
ステップ③で解説した通り、締め込む前に十分に濡らしていないか、一気に強く引っ張りすぎています。ゆっくり、水分を与えながら締めてみてください。
Q. どのくらいの太さの糸までユニノットでいけますか?
A. アジ釣り用の極細糸から、海の大物用までほぼ全てOKです。
ただし、マグロを狙うような極太リーダー(80ポンド以上など)の場合は、別の結び方が推奨されることもありますが、一般的なバス釣り、シーバス、エサ釣りならユニノットだけで100点満点です。
Q. PEラインを直接ルアーに結んでもいいですか?
A. 基本的にはNGです。
PEラインは「擦れ」に弱く、結束部分で滑りやすい性質があります。PEラインを使う場合は、先に「リーダー(フロロやナイロン)」を結束し、そのリーダーとルアーをユニノットで結ぶのが正解です。 PEとリーダーの結束については、少し難易度が上がりますが、ステップアップとして覚えていきましょう。
応用編:ライン同士を結ぶ「電車結び」
ユニノットを覚えると、実は「糸と糸をつなぐ」こともできるようになります。 それが「電車結び(ダブルユニノット)」です。
やり方は簡単。

- 2本の糸を重ね、片方でユニノットを作る。
- もう片方も同様にユニノットを作る。
- 両方を引っ張って、結び目同士を合体させる。
- 端糸をカットして完成。
これだけで、リールの下巻き糸との結束や、簡易的なリーダー結束が可能です。「ユニノット一つで釣りの幅が広がる」というのは、こういうことなんです!
まとめ:今日から自宅で練習してみよう!
ユニノットは、「釣り人の命綱」を作る技術です。 ここがしっかりしていないと、どんなに高い竿やリールを使っていても、魚は獲れません。
【今回の重要ポイント】
- 輪っかの中に通して4回巻く!
- 締める前には必ず濡らす!
- 端糸は少し残して切る!
この3つさえ守れば、あなたのノット強度は格段に上がります。
さあ、次はあなたの番です! 今すぐ手持ちの糸とスナップを持って、3回練習してみてください。「あ、意外と簡単かも」と思えたら、もうあなたは脱初心者です。完璧なノットで、次回の釣行では安心して大物と勝負してきてくださいね!




