
みなさん、こんにちは!
エギングに慣れてきてボウズは減ったけど「しゃくったら乗ってた」というラッキーパンチが多い…そんな悩み、抱えていませんか?
「イカパンチ(イカがエギに触れるアタリ)を感じ取って、バシッと合わせたい!」 「潮の重みを感じて、釣れる潮を見つけたい!」
その壁を越える鍵は、ズバリ「感度」です。 今回は、中級者へのステップアップとして、アタリを明確に捉えるための「感度の正体」と、それを最大化するタックルセッティングについて、私の経験談も交えながら深掘りします。
これを読めば、海の中の解像度が上がり、次の釣行では「狙って釣った」至福の1杯に出会えるはずです!
そもそも「感度」って何?2つの種類を知ろう
「感度がいい竿」と一口に言いますが、実は大きく分けて2種類あることをご存知でしょうか?
- 反響感度(手感度): 「コンッ!」「カンッ!」といった衝撃が、手元に明確に伝わる感度。金属的なアタリや、底質の硬さを知るのに役立ちます。
- 荷重感度(もたれ感度): 竿先が「ヌッ」と重くなったり、逆に「フワッ」と軽くなったりする変化を感じる感度。潮の流れや、イカがエギを抱いて居食いしている時の違和感を捉えるのに必須です。
エギングで特に重要なのは、後者の「荷重感度」です。 イカのアタリは繊細で、「コンッ」という明確な反応ばかりではありません。「糸がふける」「重みが消える」といった”違和感“こそが、大物を獲るチャンスなんです。
感度を爆上げするタックルセッティング術
では、この「違和感」を感じ取るために、道具をどう見直すべきか? 具体的なアイテムを紹介します。
1. ロッドは「軽さ」と「ティップ(竿先)」で選ぶ
ロッドが重いと、その重量だけで微細な振動が消されてしまいます。まずは自重が軽いことが大前提。 そして、中級者が選ぶべきは「ソリッドティップ」か「高感度チューブラー」か。
- ソリッドティップ: 竿先が柔軟で、目感度(目で見てわかる変化)と荷重感度に優れる。
- チューブラー: 空洞構造で反響感度が高く、手元に「コンッ」ときやすい。
結論:今のトレンドは「高弾性ソリッド」! 繊細な荷重変化を捉えつつ、手元にも響くハイブリッドなロッドが最強です。
おすすめの高感度ロッド(中級者向け)
- 【シマノ派】セフィア SS S86M-S
- 「S」はソリッドティップの証。シマノ独自の「タフテック∞」搭載で、強度はそのままに繊細なアタリを視覚と手元の両方で捉えられます。コスパも最強クラス!
- 【ダイワ派】エメラルダス MX 86M-S・N
- こちらもメガトップ(ソリッド)搭載モデル。軽量なエアセンサーシートのおかげで、握り込んだ時の指先への情報量が段違いです。
- 【アブガルシア派】ソルティーステージ プロトタイプ エギング XEGS-862M
- 完全無塗装のブランクスが特徴。「乾いた感度」とでも言うべきか、水中の障害物に触れた感覚がダイレクトに伝わってきます。
2. リールは「巻き出しの軽さ」と「剛性」
感度重視なら、ハンドルを回した瞬間の軽さ(初動レスポンス)が重要です。 また、樹脂ボディよりも金属ボディ(あるいは高剛性カーボン)の方が、振動の減衰が少なく、手元に情報が届きやすくなります。
おすすめのリール
- 【シマノ】ヴァンフォード C3000SDH
- マグナムライトローター搭載で、巻き出しがとにかく軽い!潮の重みを感じ取る「巻き感度」が抜群に良いです。
- 【ダイワ】ルビアス LT2500S-DH
- モノコックボディによる圧倒的な剛性感。ギアの噛み合わせが精密なので、ノイズが少なく、海中の微細な変化だけを拾ってくれます。
3. ライン(PEライン)こそ感度の命綱
ロッドやリールにお金をかけても、ラインが太すぎたり古かったりすると台無しです。 中級者は思い切って0.5号〜0.6号に挑戦してみてください。0.8号とは世界が変わります。
風の抵抗を受けにくくなり、エギの沈下姿勢が安定するだけでなく、糸フケが出にくいのでダイレクトにアタリが伝わります。
現場で差が出る!「違和感」をアタリに変えるテクニック
道具を揃えたら、次は実践です。 私が現場で意識している「アタリを出すための所作」を伝授します。
① ラインメンディング(糸の管理)を徹底する
横風で糸がはらんでいると、アタリは絶対に分かりません。 キャスト後やしゃくった後は、必ずロッドを風上側に倒したり、メンディング動作を入れて「糸を一直線にする」ことを意識してください。 これだけで感度は3倍変わります。
② 「テンションフォール」と「フリーフォール」の使い分け
- テンションフォール(糸を張る): 竿先でアタリを感じたい時に有効。ただし、エギが手前に寄ってきてしまう。
- フリーフォール(糸を緩める): エギを真下に落としたい時や、プレッシャーが高い時に有効。アタリは「糸の動き」で見る。
私は、まずフリー気味に落としてイカに見せつけ、着底間際や食わせのタイミングだけスッとテンションを掛けて、「クンッ」というアタリを待つようにしています。この「切り替え」の瞬間に抱いてくることが多いんです!
③ 夜釣り(ナイトエギング)こそ指感度!
視覚が効かない夜は、リールのベールに指を掛けたり、ブランクスタッチ(竿の素材部分に指を当てる)をしたりして、指先の感覚を研ぎ澄ませましょう。 「ヌッ」と重くなったら、それは海藻か、それともデカイカか…。迷ったら即アワセです!
まとめ:感度を磨けば、エギングはもっと面白くなる!
「感度」とは、単に道具の性能だけでなく、「ラインを張る技術」や「海中のイメージ力」との掛け算です。
今回のステップアップポイント:
- 荷重感度を重視し、ソリッドティップなどの繊細なロッドを選ぶ。
- PEラインは0.6号以下にして、ノイズを減らす。
- 風を読み、ラインを一直線にするメンディングをサボらない。
かつて私も、高感度ロッドに変えた初日、今まで気づかなかった「前アタリ」を感じて震えた経験があります。「えっ、こんなに海の中って情報量多かったの?」と驚くはずです。
さあ、新しいタックルと知識を武器に、海へ出かけましょう。 「今の違和感、絶対イカだった!」と確信を持って合わせが決まった瞬間、あなたはもう立派なエギングジャンキーです(笑)。




