【ベイトリール版】失敗しない!ロッドとリールの「黄金バランス」組み合わせガイド

【ベイトリール版】失敗しない!ロッドとリールの「黄金バランス」組み合わせガイド

こんにちは!

「バス釣りを本格的に始めるなら、やっぱりベイトタックルに憧れる!」
そう思って釣具屋に行ってみたものの、ベイトリールの種類の多さに圧倒されていませんか?

ベイトタックルは、スピニング以上に「ロッドの硬さ」と「リールの性能(スプール特性)」の相性が重要です。バランスが悪いと、バックラッシュを連発したり、ルアーが飛ばなかったりと、釣りが嫌いになってしまう原因にも…。

そこで今回は、ベイト初心者が絶対に失敗しないための「黄金の組み合わせルール」を、扱うルアー重量別に分かりやすく解説します!


1. ベイトタックルの「黄金バランス」を決めるのはルアーの重さ!

ベイトリールの番手選びは、スピニングほど数字(2500番など)だけで単純には決まりません。

大切なのは、「どのくらいの重さのルアーをメインに投げたいか」です。

🎣 ベイトタックルの「黄金比」早見表

ロッドの硬さリールのタイプ(スプール径)扱うルアーの目安代表的な釣種
L〜MLクラスベイトフィネス機 (28〜32mm)3g〜10gバス(小型プラグ)、渓流ベイト
M(ミディアム)バーサタイル(万能)機 (32〜34mm)7g〜21gバス釣り入門・これ1本!
MH〜Hクラス高剛性・大容量機 (34〜36mm)14g〜40gバス(カバー撃ち)、ロックフィッシュ

この表の通りに組み合わせることで、スプールがスムーズに回転し、バックラッシュを抑えつつ飛距離を伸ばすことができます。


2. なぜベイトは「バランス」がシビアなの?

ベイトリール特有の「バックラッシュ」というトラブルは、実はタックルバランスの悪さが原因であることが多いのです。

  • 「軽い竿」に「重いリール」はNG:重心が手元に寄りすぎて、キャストの際にロッドの反発をうまく使えず、飛距離が落ちます。
  • 「硬すぎる竿」に「軽いルアー」はNG:竿がしならないため、ルアーの重みをスプールに伝えられず、無理に投げようとしてバックラッシュします。

理想の重心は、リールをセットしてトリガー(指を掛ける突起)部分で指1本で支えたときに、水平を保てる状態です。このバランスが良いと、一日中投げても腕が疲れにくくなります!


3. 【釣種・スタイル別】失敗しない黄金セット

① バス釣り入門:これ1本で何でもやりたい(万能セット)

★初心者に一番おすすめ! 最初は「M(ミディアム)」クラスの竿から始めるのが正解です。竿が適度にしなるため投げやすく、多くのルアーに対応します。

  • 黄金セット:
    • ロッド: シマノ バスワン XT 166M-2
    • リール: シマノ 22 SLX DC XT 70HG
  • 理由: シマノの超定番「バスワン」と、電子制御ブレーキを搭載した「SLX DC XT」の組み合わせです。このリールはバックラッシュを劇的に減らしてくれるため、ベイト初心者が最初に選ぶには最高の1台です。

② ベイトフィネス:軽いルアーを投げたいセット

スピニングで投げるような小さなワームや、5g程度の軽量ルアーをベイトで投げたい場合です。

  • 黄金セット:
    • ロッド: シマノ ゾディアス 164L-BFS
    • リール: シマノ SLX BFS
  • 理由: 繊細なL(ライト)クラスの竿には、軽量ルアー専用の「BFS」リールが必須。この組み合わせなら、軽いルアーでもバックラッシュを抑えて低弾道でキャスト可能です。

③ 海のルアー釣り:シーバス・ライトショアジギング

堤防からの遠投性能と、40g以上のジグを力強く弾き飛ばす「今、最も選ぶべき」最新黄金セットです。

  • 黄金セット:
    • ロッド: ダイワ 24 ラテオ 93MB・K
    • リール: シマノ 24 スコーピオン MD 300XG
  • 理由:
    • ロッド: 伝説的人気ロッド「ラテオ」が2024年にフルリニューアル。前作よりさらに細身・高弾性化し、振り抜きが劇的に向上しました。93MBはシーバスからライトショアジギングまでを完璧にこなす「海ベイトのセンター」です。
    • リール: あのスコーピオンMDが2024年12月に新型へ進化。300番サイズで初となる「高剛性コアソリッドボディ」を採用し、43mmの大径スプールで圧倒的な遠投性能を誇ります。まさに海ベイトの完成形といえる組み合わせです。

4. まとめ:まずは「Mクラス」の万能セットから!

ベイトタックルのバランス選びで迷ったら、まずは「M(ミディアム)クラスの竿 + 34mm径スプールのリール」という組み合わせから始めてみてください。

  1. 一番よく使うルアーが7g以上なら「M」を選ぶ。
  2. 5g以下の軽いものなら「L-BFS」を選ぶ。

「大は小を兼ねる」と思って最初から硬すぎる竿(MHやH)を選ぶと、キャストが難しく後悔しがちです。まずは「黄金の万能セット」でベイトリールの楽しさを体感しましょう!

この記事を参考に、あなたにとって最高のベイトタックルを見つけてください!🎣

スピニング版はこちら↓

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