
「釣りを始めてみたいけれど、どうしても生きた虫(イソメやゴカイ)を触るのが無理!」
そんな理由で釣りを諦めていませんか?実は、現代の釣り技術は凄まじく進化しており、本物のエサ以上に釣れる!?「人工エサ」がたくさん開発されています。
今回は、手が汚れず、臭くなく、保存も効く。虫エサ嫌いな釣り人の救世主となる「最強の人工エサ」を解説します。これさえあれば、女性やお子様でも安心して大漁を狙えますよ!
なぜ今、「人工エサ」が人気なのか?
一昔前の擬似餌とは違い、最近の人工エサは科学的に「魚が好きな味と匂い」を徹底研究して作られています。
- 触れる!:見た目はワームですが、虫のようにウネウネ動きません。
- いい香り!:ブルーベリーやピーチなど、人間にとって不快じゃない香りのものが多いです。
- 保存が効く!:常温保存できるものが多く、余ったら次回の釣行に使えます(生エサは使い捨て)。
それでは、実際に実績の高いおすすめアイテムをご紹介します。
1. 【王道にして最強】マルキュー パワーイソメ
「人工エサといえばこれ」というほどのド定番商品。迷ったらまずはこれを買いましょう。
見た目はイソメそっくりですが、生分解性プラスチック(自然に還る素材)で作られており、魚が好むアミノ酸がたっぷり配合されています。最大の特徴は「ブルーベリーの香り」がすること。あの独特な生臭さが一切ありません。
シロギス、ハゼ、メバル、アジなど、堤防から釣れる魚ならなんでも狙えます。
おすすめのサイズとカラー: 初心者は「中」サイズが万能。「赤イソメ」または「青イソメ」カラーが鉄板です。
2. 【サビキ釣りの革命】マルキュー アミ姫
家族での釣りといえば「サビキ釣り(アジやイワシ釣り)」ですが、従来は冷凍された「アミエビ」ブロックを解凍する必要があり、強烈な臭いと手の汚れがネックでした。
この「アミ姫」は、チューブタイプになっているため、キャップを開けてカゴに絞り出すだけ。手を一切汚さずにエサ詰めが完了します。しかも、フルーティーな香りが付いているため、車の中にこぼしても地獄を見ません。
集魚力(魚を寄せる力)も本物のエサと遜色なく、入れ食い状態を楽しめます。
おすすめのポイント: お子様でも簡単にエサ入れができるので、パパ・ママの手間が激減します。
3. 【汁物最強の匂い】バークレイ ガルプ! サンドワーム
「とにかく釣果重視!」という方には、バークレイの「ガルプ!」シリーズがおすすめです。
こちらは特殊な液体(強烈な匂い成分)に浸かっているタイプで、その匂いの拡散力は生エサ以上と言われています。カレイ、アイナメ、メバル、カサゴなど、根魚や底物を狙うのに特に威力を発揮します。
ただし、パワーイソメに比べると少し匂いはキツめ(酸っぱい匂い)ですが、その分、魚へのアピール力は絶大です。
注意点: 液漏れを防ぐため、開封後は密閉できる専用容器(メイホウのリキッドパックなど)に移し替えることを強くおすすめします。
人工エサで釣果を伸ばすコツ
人工エサは「匂いと味」は完璧ですが、生きた虫エサと違って「勝手には動かない」という弱点があります。
そのため、以下の動作を意識すると釣果が倍増します。
- 時々動かす: 竿先をチョンチョンと動かして、エサが生きているように見せる。
- ゆっくり巻く: ズルズルと底を引きずるようにゆっくりリールを巻いて誘う。
まとめ:虫が苦手でも釣りは楽しめる!
「虫が触れないから釣りができない」というのは、もう過去の話です。 今回紹介した「パワーイソメ」「アミ姫」「ガルプ」の3つがあれば、堤防釣りのほとんどをカバーできます。
バッグにこれらを忍ばせて、清潔で快適な釣りライフをスタートさせましょう!


