たかがフック、されどフック。
フック選び一つで釣果が変わってくる場合も。
フックについてのあれこれを紹介します。
フックについて
フックについての基本的な知識です。
フックの種類
フックには様々な種類がありますが
今回紹介するのは主にルアーに使用するフックです。
トレブルフック(トリプルフック)
3本の針が組み合わさったフック。
ハードルアーを買うと大体標準で付いている。
根掛かりしやすいがその分フッキング率が高く
複数の針が口に掛かることでバレにくくなる。
ダブルフック
2本の針が組み合わさったフック。
トレブルフックでは根掛かりが多発する場所でも
ダブルフックにすることで軽減される。
シングルフック
針が1本なので最も根掛かりしにくいフック。
魚の口からも外しやすく、むやみに魚を傷つけずに済む。
アシストフック
主にメタルジグにセットするフック。
その名の通り標準のフックに合わせてセットすることで
フッキング機能などをアシストしてくれるフック。
トレーラーフック
機能としてはアシストフックのようなものだが
こちらはスピナーベイトなどのワイヤーベイトに主に使われる。
バーブレスフック
カエシの無いフック。
とても外れやすいのでリリース前提の釣りなどに使用する。
管理釣り場などではバーブレス以外禁止のところもあるので注意。
普通のフックのカエシをペンチなどで潰しても良い。
フックの名称
シャンクがあーだこーだでどうのこうの
みたいな難しい会話に使える
フックのサイズ表記
フックに使われるサイズ表記は基本的に
#3,#2,#1と数字が小さくなる毎にフックサイズは大きくなっていき
その後数字の後ろに/0が付くようになり
#1/0,#2/0,#3/0と数字が大きくなる毎にフックサイズも大きくなっていく。
ややこしい。
フックの色について
フックにはシルバー、ブラック、レッドなどの色の付いた物があるが
基本的にはルアーカラーを選ぶ時の感覚で良い。
シルバー
色んなルアーに標準で付いている一般的な色。
魚から見えづらく、多少のフラッシング効果がある。
ブラック
シルバーに比べシルエットが見えやすいが
フラッシングを嫌う魚にはこちらのほうが有効。
レッド
動物でもなんでもそうだが赤は興奮する色らしく
フィッシュイーターに有効と言われている。
フックをセットする際の注意点
フックの向き
フックをセットする際には正しい向きがある。
3本の針の内アイと平行な針が外外を向くのが正しい向きだ。
フックの重さ
ルアーの中にはフックを含めて絶妙なウエイト調整がされている物もある。
これを考慮せずにフックを変えてしまうと
浮くはずのルアーが沈んでしまった…なんてことにもなる。
フック変更の際はメーカーサイトなどで調べてから行うようにしましょう。
知るほど奥が深まる
フック1つにどれだけの意味があるか分かったかと思います。
同じルアーでもフックを変えるだけで使用感が全然変わってきますね。
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