少年 : ルパート・ターナーが
人気俳優 : ジョン・F・ドノヴァンに送ったファンレター
そこから二人の秘密の文通が始まった。
5年間、100通以上に及ぶ手紙
いつか俳優になりジョンと共演することを夢見るルパートは
子役としてジョンに会えるかもしれないところまできた
が
ジョン・F・ドノヴァンは死んだ。
何故ジョンは死んでしまったのか
彼の生とはどんなものだったのか
死から始まり生を振り返る物語。
ジョンとルパートには共通点が多かった
複雑な家庭環境
誰にも本質を見てもらえない孤独感
手紙を通じてルパートはよりジョンに惹かれていった。
ジョン・F・ドノヴァンは誰もが知っている俳優
しかし誰も彼の本当の心は知らなかった
少年 : ルパート・ターナー以外。
この映画は監督 : グザヴィエ・ドランが
レオナルド・ディカプリオに憧れ
ファンレターを送った実体験から着想を得ている。
その為か90年代前後の雰囲気や
聞いたことのある洋楽が流れてきたり
映画好きだけでなく音楽好きにも響く作品だ。
流れる曲の1つ「Stand by me」は
曲を聴くだけで1つの名作を見終えたような気持ちになる名曲。
賛否あったがFF15で流れたのも僕はとても好きだった。
そしてルパートの母親役で出ているナタリー・ポートマンは
僕の人生1、2位を争う映画「レオン」のマチルダ役だ。
だからなんだという話だが
人を選ぶというか
好き嫌いがハッキリと分かれそうな映画ではある。
僕は好きだ。
評判の良くないらしいオチも僕は良いと感じた。
人生ってのは1人1人、皆にある。
朝の通勤時間、僕はいつも感じる
車、電車、すれ違う人々全員に人生がある。
自分にはどうしようもない人生でも
視点を変えれば映画のような人生なのかもしれない。
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